4割がコロナ禍でストレス  自殺者は減少/台湾

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(台北中央社)10日の世界自殺予防デーを前に衛生福利部(保健省)は4日、台北市内で記者会見を開き、新型コロナウイルスが人々のメンタルヘルスに与えた影響についての調査結果を公表した。コロナ禍でストレスを感じたと答えた回答者は4割を超えた。

調査は全国自殺予防センターが今年7月、全国15歳以上の男女を対象に電話で実施し、2101人から回答を得た。

これによれば、回答者の44.4%が過去1カ月間にコロナ禍でストレスを感じた。仕事・経済面でストレスを感じた人は23.7%、日常生活面では23.4%で、いずれも昨年の調査結果より6ポイント以上低下した。

自殺による死亡者数に関する統計結果も発表された。昨年は3585人で、前年比1.9%減だった。台湾自殺予防学会の李明浜理事長は、昨年はコロナの感染状況が深刻だったにもかかわらず自殺者が減少したとし、自殺防止に向けた各界の努力の成果が表れたとの見解を示した。

(陳婕翎/編集:荘麗玲)