カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

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第1打席で右前適時打、第3打席で右中間へ本塁打を放った

 左手薬指の故障で負傷者リスト(IL)入りしているカブス鈴木誠也外野手が6月30日(日本時間7月1日)、傘下3Aアイオワで実戦復帰。ガーディアンズ傘下コロンバス戦に「3番・右翼」で出場し、3打数2安打2打点と結果を残した。初回に右前適時打を放つと、4回の第3打席で“復帰初アーチ”となるソロ本塁打を右中間に運び、6回の守備から退いた。試合は6-12で敗れた。

 2点を先制された直後の初回、無死一、三塁のチャンスで右前へ。2球で追い込まれてからの3球目を捉え、復帰初打席でヒットを刻んだ。2回の第2打席は空振り三振に倒れたが、4回2死で迎えた第3打席では左腕アダム・スコットがカウント1-1から投じた外角球を捉え、右中間席に運んだ。35日ぶりの実戦復帰で早速、躍動した。

 5月26日(同27日)のレッズ戦で滑り込んだ際に指を痛めてIL入り。復帰は慎重に進められ、1か月以上実戦から離れていた。6月28日(同29日)に本拠地リグレー・フィールドでライブBPを行い、患部の状態を確認してこの日の試合に臨んだ。「彼が恋しい。戻ってくるのを楽しみにしている」とデビッド・ロス監督も心待ちにしているメジャー復帰へ、好スタートを切った。(Full-Count編集部)