中国経済が国内総生産で日本を抜いたことから、中国では「日本はもはや格下」といった声もあるが、中国メディアの網易は29日、日本のハイテク関連の企業を見れば、「日本は決して軽視できる相手ではない」ことを強調する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国経済が国内総生産で日本を抜いたことから、中国では「日本はもはや格下」といった声もあるが、中国メディアの網易は29日、日本のハイテク関連の企業を見れば、「日本は決して軽視できる相手ではない」ことを強調する記事を掲載した。

 近年は論文の引用数や特許出願件数が減少していることを理由に、日本の研究開発力が低下傾向にあると指摘する声が多いが、記事は「それでも日本の科学技術力が他国に比べて劣っていることを意味しているわけではない」と指摘した。それは日本の「半導体製造装置」を見るとよくわかるという。

 記事によると、日本の半導体製造装置メーカーは、世界シェアのランキングを見ると大手だけでも日本企業が数多くランクインしていると紹介し、装置によっては世界市場の7割や8割のシェアを占めているものもあるほど、実力があると強調した。中国は世界一の半導体市場となっているが、半導体製造装置ではまだまだ日本には及ばないのが現状だろう。

 また記事は、特に精密工作機械に注目している。機械を作る機械としての性質から、工作機械は「マザーマシン」と呼ばれるほど重要だからだ。記事は、日本の工作機械は世界でトップレベルの競争力を持ち、世界シェアのトップ10に日本メーカーが多く入っていると指摘した。

 記事は、日本メーカーは今なお世界のハイテク市場で存在感を示しており、日本の科学技術力は決して軽視できないことを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)