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「今後、成年皇族として公務に当たっていくことになりますが、感謝と思いやりの気持ちを持って、一つ一つの務めを大切に果たしていってもらいたいと思います。そして、いろいろな方からたくさんのことを学び、自らの考えを深めていき、また、今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていってほしいと願っています」

2月23日に61歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。記者会見では今年12月に成年皇族となられる愛子さまに、こうエールを送られた。

さらに陛下は、記者からの関連質問に答える形で、将来の「愛子さまの結婚」について初めて言及された。

「私もその過程でいろいろなことを恐らく相談に乗ることと思いますので、結婚のことも含めて、いろいろ将来のことも話し合う機会というものがあるかと思います」

陛下はとくにご結婚に関しては、何より愛子さまご本人とのコミュニケーションを大切にされるお考えなのだろう。

陛下は独身時代、ご自身の結婚について記者会見で「ご両親(上皇ご夫妻)と結婚についての考えが異なった場合どうするか」との質問を受けて、こうお答えになっている。

「微妙な問題ですが、結婚相手を一方的に決められるのは困りますが、周囲の意見も尊重する必要はあると思います」

皇族としてお生まれになり、将来の天皇となられるご自身の立場を重んじていらしたからこその発言だったのだろう。

また、今回の誕生日会見では、女性天皇などの皇位継承問題に関する質問もあったが、陛下は「ご質問において言及されたようなヨーロッパの王室などにおける状況はよく承知しています。しかし、昨年も申し上げたとおり、制度に関わる事項について、私から言及することは控えたいと思います」と述べるにとどめられた。

共同通信が昨年行った世論調査では、85%が女性天皇を認めることに「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだ。

また、政府は「女性宮家」創設の代替案として、女性皇族が結婚後も皇室活動を担う「皇女」制度を検討しているという。

「近い将来、女性皇族が結婚されても、何らかの形で皇室に留まるという可能性が大きいのです」(皇室担当記者)

そうなると、天皇の長女である「愛子さまの結婚」は、さらにお相手選びのハードルが上がることになるではないだろうか。

「陛下は日頃から、皇室を取り巻く状況について愛子さまにお話しになっているはずです。愛子さまが結婚後も皇室に残られる可能性、さらには眞子さまと小室圭さんのように皇族にとってはお相手のトラブルがいかに大きな問題になるか……などについても話題に上っているかもしれません。普段からそういうお話をされていれば、将来的に愛子さまがお相手を紹介されるような際にも、陛下にご相談しやすくなるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)

成年皇族となられる愛子さまが、“運命の人”を天皇陛下に紹介される日も、そう遠くないかもしれない――。