Windows 95がMacやWindows10で動く! 25年を経てタイムスリップできるアプリ
今年は、そのWindows 95発売から25年目にあたる。
じつに四半世紀が経過した。
昔を知る人もそうでない人も、今回紹介するWindows 95アプリで、往年の名OSを体験してみてはどうだろうか。
●25周年を迎えたWindows 95を体験しよう
今から約25年前の1995年11月23日、1つの重要な製品が発売された。その後のパソコン進化の方向性を決定づけたオペレーティングシステム「Windows 95」が発売されたのである(米国での発売は8月24日)。
当時、インターネットはまだ黎明期で、常時接続など夢物語。
電話回線にモデムを接続して、ダイヤルアップ接続でインターネットを利用していた。
ちなみにWindows 95が要求していたマシンスペックは次のとおりだ。
・CPU:i486SX以上(Pentium)
・メモリ:8MB以上(12MB以上推奨)
・ハードディスク:75MB以上の空き容量
・ディスプレイ:640x480以上
・光学ドライブ:CD-ROMあるいはFDDドライブ
パソコンは、まだ企業にも普及していない時代で、オフィスではキーボードを打てるだけで重宝がられた。Windowsは、その後、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP……と進化を続け、それとともに個人にも企業にもパソコンが急速に普及していった。
もしも、Windows 95が登場しなかったら、世界はいまとは違った姿になっていたかもしれない。
そのWindows 95をWindows、macOS、Linuxで利用できるアプリがある。
開発したのは、Slackの開発者であるFelix Rieseberg氏だ。
記事末のリンクから、各OS用のプログラムを自由にダウンロードして実行するだけだ。
Windows 95をみれば、スタートボタンにエクスプローラなど、現在のWindows 10と基本的な仕組みは変わっていないのが分かるだろう。
マインスイーパーやソリティアなどのゲームも利用できるし、WebブラウザとしてはInternet Explorer 3.0とNetscape Navigator 2.01が用意されている。インターネット接続はできないが、当時のWindows 95の操作を体験するには十分だ。

Windows10で動かしたWindows 95アプリ。スタートボタンとスタートメニューは今も変わらない。

デスクトップの壁紙も変更できる。

WebブラウザにはInternet Explorer 3.0とNetscape Navigator 2.01が用意されている。ただし、インターネットには接続できない。

コントロールパネルも用意されている。

ファイル管理のためのエクスプローラも当時から用意されていた。

ソリティアやマインスイーパーなどのゲームも利用できる。

シャットダウンのダイアログはこんな感じ。
なお、Windows 95アプリを操作しているときは、マウスポインタがアプリのウィンドウ内に閉じ込められることになる。Windows 10やMac側に制御を戻したいときは、[Esc]キーを押せばいい。それだけ覚えておけば、操作で困ることはないだろう。
いま触るとおもちゃみたいだが、Windows 95が登場したときは解説本もたくさん出版されて、バンバン売れた記憶がある。筆者もちょっとだけ解説を書いていたのだけれど、あれから25年もたったかと思うと、なかなか感慨深い。
・ Windows 95アプリ
井上健語(フリーランスライター)
