童謡の「ねこふんじゃった」って、よくよく考えてみたら、猫にとってはいい迷惑な曲ですよね?ご主人様が弾く「ねこふんじゃった」にブチギレてしまった猫ちゃんが発見されました。

【さらに詳しい元の記事はこちら】

 猫ちゃんの名前は、ミカサちゃん(4歳/メス/三毛)。飼い主さんは3月14日、自身のTwitterに「『猫踏んじゃった』とかいう不謹慎過ぎる曲にブチギレるお猫様」というコメントと共に、動画を投稿しました。

 その動画には、飼い主さんがピアノで「ねこふんじゃった」を弾こうとする度に邪魔をする ミカサちゃんの姿が映っていました。飼い主さんは何度もミカサちゃんをどかして「ねこふんじゃった」を弾こうとするのですが、ミカサちゃんも負けじと飼い主さんの手に猫パンチを繰り出したり、鍵盤の上に乗ったり、飛び掛かったりと、演奏させまいと必死に抵抗しています。相当、ブチギレていらっしゃるのでしょうね……。

 飼い主さんにお話を伺ったところ、「実は、『ねこふんじゃった』の曲だけキレるわけではなく、たまたまその時に(ミカサちゃんの)かまって欲求が強かった感じです」とのこと。そりゃ、そうか……。ミカサちゃんが歌詞の意味を理解できるわけないですものね……。

 飼い主さんはピアノはたまに弾く程度だといい、「(ミカサちゃんは)ピアノの指の動きが遊びに見えるみたいで……」とミカサちゃんの様子も教えてくれました。普段からよく弾くわけではないようなので、弾く様子が珍しいのかもしれませんね。

 そして「その日は特に邪魔が凄かったので、個人的な記録としてカメラを回したのですが、『ねこふんじゃった』を全力で阻止する姿に見えたのが面白くて投稿しました」と、投稿に至った経緯も教えてくれました。

 「この動画だけ見ると喧嘩してるようにみえますが、普段は飼い主大好きな甘えんぼうです。家中ついて来ますし、毎日一緒に寝てます」と話す飼い主さん。「ねこふんじゃった」がきっかけで、仲が悪くなってなくて良かった……。

 この投稿には、約6万件のリツイートと、15万件以上のいいねが付き、「踏まれる前に踏む猫」「前世で踏まれた本人?笑」「ブチギレてるのに可愛い」など、多くのコメントが寄せられ、動画を見た人たちを楽しませています。

 ちなみに飼い主さんは、ミカサちゃんとの日々の様子を漫画で紹介する「三毛猫ミカサの飼い主手帖」というブログをやっているので、ミカサちゃんについてもっと知りたいと思った人は、踏まれないようにのぞいてみてみるのも良いかもしれません。

<記事化協力>
ミカサにゃんの飼い主さん(@MikasaLove611)

(佐藤圭亮)