自主トレ先のグアムに出発するソフトバンク・松田宣浩【写真:福谷佑介】

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チームの日本人選手で唯一、契約更改交渉が終わっていない松田宣

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が8日、牧原大成内野手、水谷瞬外野手とともに自主トレ先のグアムへと出発した。プロ15年目を迎える36歳は「初めてくる選手たちに1年間戦う下地を作るということを学んで欲しい。これだけキツイのかというのを見せつけてやろうかなと思っている」と常夏の島で徹底的に体を追い込む考えを示した。

 今季がプロ15年目となる36歳となる松田宣だが、チームでただ1人、今オフいまだに契約更改が終わっていない。代理人を通じて下交渉を続けていたが、12月中に契約更改交渉の日程がまとまらずに越年。契約未更改のまま、自主トレ先のグアムに出発することになった。

 松田宣はこの日「(契約未更改のままの自主トレは)初めてのことですけど、モメているわけではないので。グアム、亜細亜大でトレーニングやってから、契約になると思うんですけど、まずはしっかりトレーニングしてキャンプにいきたいと思います」と、契約更改は1月下旬になる見通しを明かしていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)