中台連合から1社離脱で崖っぷちのJDI、ファンド頼みがより鮮明に
4月12日にコンソーシアムからの出資受け入れを発表して以来、各出資予定者への懸念が相次ぎ浮上していた。売上高4000億円規模のTPKは世界的なスマートフォン販売減速が業績を直撃しており、その投資体力に疑問符が付いていた。ただ、同社以上に心配されていたのがハーベストグループだった。
17日のJDI発表によると、ハーベストは出資予定額を当初比5%増の2億ドル(同220億円)に上積みする。また、同社が新たに連れてきた香港ファンドのオアシス・マネジメントが1億5000万ドル(同165億円)を出資する。台湾2社が実際に撤退した場合に不足する残り2億ドルについても、ハーベストのウィンストン・リー氏から同社が補填する意向を示されたという。それにより最大800億円という当初の資金調達額は変わらない。両社ともに27日までに出資の機関決定を行うと通知してきた。
JDIはコンソーシアムと別に、国内外の事業会社などから出資の意向表明を受けているという。不測の事態に備えて、新たな資金調達先探しも急ぐ。
