【今週のリケジョ】まちづくり、企画から
利用者目線生かした建物に
「自分の家を自分で造りたい」というのが建築に興味を持ったきっかけでした。奈良女子大学の生活環境学部では主に住宅の設計を専攻し、さらに大阪市立大学大学院の生活科学研究科に進みました。そこでは古民家を商業施設として改修し、テナントの選定や集客イベントの企画を行いました。工事の工程・コスト管理は大学院の頃からやっていたので、今の業務の基盤となっています。
入社3年目で担当したホテル建設は、初めて一人で一から携わりました。それまでは施設のワンフロアを改修するといったことをやってきました。何もない状態から建物を造るには構造計算などの知識が必要になり、覚えることがたくさんありました。無心で取り組んでいると、利用者目線を忘れがちにもなりました。顧客の要望と利用者目線をうまく調整する大変さを痛感しました。
これからは複数物件を管理する力を身に付けたいです。現在は一級建築士の資格取得を目指し勉強中です。キャリアアップにもなり、建築基準法などの法規は実務に生かせます。息抜きと勉強のメリハリを付けながら、合格に向けて頑張ります。(文=大阪・新庄悠、写真=同・冨家邦裕)
