ラウールも軽快な動きを披露(写真:EFE提供)

写真拡大

 スペインが、過去無敗を誇るビセンテ・カルデロンでスロバキアに5−1と大勝を収め、ワールドカップ出場を決定的にした。圧巻だったのはハットトリックを決めたMFルイス・ガルシア。この試合、3ゴールを決めたばかりか、PKもゲット(キックはF・トーレス)。さらに自らのミスで相手ゴールにも関わるオマケもついて、ほとんどひとり舞台の活躍ぶり。このルイス・ガルシア、彼の招集を巡っては、MFホアキンが外れたこともあって、スペイン国内でも賛否両論があった。しかし、ルイス・アラゴネス監督の期待に見事に応える活躍ぶりを披露した。

 試合は開始10分、そのルイス・ガルシアがシャビの右CKをヘッドで決めて先制。さらに18分にもシャビとのホットラインからルイス・ガルシアがこの日2点目。前半2−0で折り返したスペインは、後半開始直後に、交代出場していたネメトのゴールでスロバキアに1点を献上する。しかし、65分にルイス・ガルシアとエリア内で争ったクラトフビルがハンドの判定でPK。これをF・トーレスが落ち着いて決めてチーム3点目。またこのPKシーンで抗議したスロバキアのDFハドが2枚目のイエローで退場処分となり、スペインは圧倒的優位に立った。

 結局、74分にルイス・ガルシアの3点目、79分にはそのルイス・ガルシアに代わって出場したモリエンテスのゴールが決まり、5−1の完勝。アウェーでの2戦目が残っているとはいえ、ほぼワールドカップ行きを決定づけるアドバンテージをスペインは手にした。

 敗れたスロバキアのガリス監督は、レフェリーへの不満が爆発。試合後「(スペインの)1点目のCKは、CKに見えなかったし。2点目もオフサイドだった。さらに、1点差に詰め寄ったあとにはスペインにPKが与えられた。納得がいかない判定が多かった」と、憤懣やるかたないといった表情で語った。

◇スペイン 5-1 スロバキア◇

<得点>
スペ=ルイス・ガルシア(10、18、74分)、F・トーレス(65分/PK)、モリエンテス(79分)
スロ=ネメト(49分)

<スペイン>
GK:カシージャス
DF:サルガド、バプロ、プジョル、デル・オルノ
MF:アルベルダ(シャビ・アロンソ)、ルイス・ガルシア(モリエンテス)、シャビ、レジェス(ビセンテ)
FW:ラウール、F・トーレス

<スロバキア>
GK:コントファルスキ
DF:ペトラス、シュクルテル、クラトフビル、ハド
MF:カルハン(ヤノコ)、オロスコ(ネメト)、フリンカ、ホドゥル(グレスコ)
FW:ザバフニク、ビッテク

戻る