若者のバイク離れ。ライダーの56%が50代以上
3月25日放送、「アンサー」(テレビ東京)では、若者のバイク離れ。第2の人生はリターンライダーで、という人たちが今増えている。リターンライダーとは、就職や結婚、子育てなどでバイクに乗らなくなってしまったが、再びバイクに乗るようになった人たちの事だ。27日まで開催の東京モーターサイクルショー2016では、国内外から500台のバイクが集まった。バイクユーザーの56%が50代以上であるとのことだった。一方で、若者のバイク離れが進んでいて、販売台数が激減していることが業界で懸念されている。
日本自動車工業会によると、今バイクに乗っている層は主に50代。平均年齢は51歳となった。メインの層であるはずの20代〜30代は落ち込みが相当。若者がバイクに乗らない理由として、いくつかのことが考えられる。まず高いのだ。原付きは10〜15万、中型で50〜100万、大型だと40〜400万円。ガソリンなどの維持費を考えても、高い。
都内在住であれば電車のほうが安い、となる。バイクらしいバイク、ツーリングもしたい、となると、中型以上になる。そうなると、この値段は軽自動車が買えてしまう。駐車場代を考えるとバイクのほうが安いが、それなら車を買うよ、という風になってしまう。それから、暑さ寒さ。気候を気にしなくてはならない。車のようにエアコンが効かないので、冬には寒いし、夏には暑い。冬は特に手が寒い。手でアクセルとブレーキを操作するため、手がかじかむと死につながる。
さらに着こむ必要があるため、動きづらい。夏でも、長袖長ズボンが原則。バイクに乗るときは転倒のリスクを考えて、皮膚の露出は避けたほうがよいからだ。そしてヘルメットで汗が止まらなくなる。都内は信号だらけで、爽快感がまったくない。ヘルメットの中は汗もふけないため、虫がついたりすると最悪だ。また、装備も多い。出勤には使いづらい。スーツでバイクに乗っている人は少ない。ヘルメットで髪型もメチャクチャになってしまうためだ。ヘルメットも邪魔になる。フルフェイスだとコンビニにも入れない。フルフェイスのヘルメットは、一旦脱ぐとなかなか被りたくなくなってしまうのだ。においなどがあるからだ。
不景気も伴って、若者のバイク離れが進んでいる。モータースポーツなども、人気低迷によりスポンサーが減少し、テレビ放送などもあまり行われなくなってきた。モータースポーツ運営サイドは子供向けの無料イベントなどを開催し、人気回復をはかっている。
