恵比寿、中目近辺で会える!? 美人すぎるタクシードライバーが運転する理由
TAXIに手を上げて〜、ジョージの店ま〜でと〜♪
と、鈴木聖美(鈴木雅之の姉)がハスキーボイスで歌い上げる。そう、今日の話は酒場とは切っても切れない移動手段……。
タクシーの話。
もし、TAXIに手を上げて、そのドライバーが絶世の美女だったら……そんな可能性は限りなくゼロに近い。しかし、本日ご紹介する生田佳那さんであれば、そんな奇跡の乗車を叶えてくれる。

ポジティブでグルメな人がタイプです
生田佳那/タクシードライバー、タレント、女優
生田佳那さんは、正真正銘のタクシードライバーだ。週2程度、朝から夜まで恵比寿、中目黒近辺で乗車をしている。どう見ても若い。そして、可愛い。なぜ、この子はドライバーをしているのか? 乗客がその現実を理解できず、車内が??という空気に包まれることも多いという。一体全体、どういうこと?
どおりで可愛いわけだ。事情は十分理解できる。しかし、あれですよ。なんで、タクシードライバーなんですか?
「シフトの融通が効きやすいんです。あと、私運転が大好きで。でも、自分じゃ車買えないじゃないですか。なので、スキマの時間をぬって仕事が出来て、大好きな運転もできる。タクシードライバーのお仕事は、まさに一石二鳥なんです!」

生田さんは、飛鳥交通ドリームプロジェクトの「夢を追いかけるにはお金がいる若者を応援します!」という募集広告を見て応募を決めたそう。その後、必死に勉強を行い、合格率20%という普通自動車第二種運転免許に一発で合格。その後も地道に勉強を続け、2014年見事ドライバーデビューを果たした。
「私、長野の安曇野の生まれで、ひとりに車一台! みたいな環境だったので、小さい頃からずっと運転することに憧れていて。また、身体が小柄なんで、こんな私でも(物質的に)大きなものが動かせるんだ!って思えると、興奮するんです」

生田さんはどんな人がタイプ?

取材が行われたのは飛鳥交通の営業所。取材班が到着すると、年上のおじさまドライバーたちと談笑している生田さんが見えた。まるで、父と子の団らんのようだ。
「やっぱり男性主体の世界なので、最初は緊張しました。でも、他のドライバーの方々もスゴい、いい方ばかりで。聞けば教えてくれるし、皆やさしくて楽しい先輩です」
昼の勤務ということもあり、お客様の大多数が短距離の移動だそう。お昼なんかはどうしてるの?
「乗車している場所(恵比寿、中目黒近辺)は、美味しいパン屋さんとかも多いので困らないですね。たまにお店に入ってランチすることもあるんです」
そっか、タクシードライバーの誰もが、定食屋さんでご飯を食べているわけではないのか……。当たり前のことに気付かされる。

「時間がないときはコンビニですね。ファミリーマート一択です(笑)。スイーツとか、ヨーグルトドリンクとか、手軽に食べられて車内に匂いが付かないものを食べています」
と言って、バームクーヘンをついばむ姿がキュートすぎる。爆死!何度も言いますが、本当にこのタクシー走ってますから!(キッパリ)。
でも、こうも可愛いと、やっぱりお客様からのアプローチも多いのでは?
「ほとんどありませんよ。全く話さないお客様も多いんで。普通、そんなにドライバーさんと話さないですよね? それと一緒です。ただ、何度か名刺を頂いたこともありましたけど『ありがとうございます』と頂くだけですね」
続けざまに……タイプの男性は?
「私、いまは大分治ったんですけど、もともと人見知りで…。だから、ポジティブで、たくさん話してくれる人がいいですね。あとは美味しいものが大好きなので、一緒に食事を楽しめる人。お酒ですか? 私はあまり強くないですし、次の日が乗車のときは飲めないので、そんなに重要じゃないかなぁ」
むしろ、社交性あるように見えますけど! というツッコミは置いておいて、最後に今後の目標を教えてもらっていいですか?
「いまは、芸能のお仕事より、タクシー勤務の方が多いんですが、この割合を逆転させたいですね。つい先日、はじめてグラビアのお仕事をさせてもらったんですが、すごく楽しくて! 大きな目標というよりも、目の前のひとつひとつの仕事をしっかりやって、多くの人に私のことを知ってもらいたいです」
大仰な目標でなく、一歩一歩仕事を広げていきたい、という姿勢に感動!

「あと、若くて夢を追っている子にタクシードライバーっていう仕事の楽しさややりがいを知ってもらいたいです。若い女性っていうイメージがない業界ですけど、少しでもこの仕事の素晴らしさを知ってもらえたらと思います」
業界の発展にまで想いを募らせているとは、何とも器の大きさを感じざるを得ない。生田さんが“大ブレイク”するのも時間の問題かも、ですね。
“へい、タクシー! 美女に会えたら、あなたは幸運”。ここに格言生まれたり。
Photos/Kei Katagiri





