キアヌ・リーブス、映画『ジョン・ウィック』来日インタビュー!日本のファンへのメッセージも

――今作の主人公のジョンは哀しみを抱いている人間ですが、そういう人間ってどこか魅力的に映るものですね。
「その通り、僕自身も彼が苦しみを抱えた男というところが気に入ったんだ。家はメチャクチャにされ、犬は殺され、唯一の砦を亡くして、車も奪われてしまっているからね(笑)! そして、これはロマンティックな情熱の話でもあるんだ。なにしろ妻を亡くしている……過去と訣別して一緒になった奥さんなのに亡くしたわけだよ。哀しい時はとことん哀しみ、奪い返す時はとことん奪う。そういう情熱的な側面がいいね」
――確かに、アクション映像がハンパなかったです。監督のチャド・スタエルスキーとデヴィッド・リーチとの仕事については、いかがでしたか?
「このふたりとなら、ストーリーラインありきのアクション映画が撮れる確信があったんだ。というのも、ふたりともアクション映画のマニアで、その伝説や物語に精通しているからね。それにチャドとは『マトリックス』の頃から18年くらいの付き合いで、お互いのことをよく知っている。趣味嗜好、好き嫌いが互いにわかるから彼を信頼していたよ」

――2013年の『ファイティング・タイガー』では監督も兼ねていましたが、その時の経験は、どのようにいきましたか?
「ふたりとも初めてのユニットだったので、僕が後ろで手助けをしていたよ。ひとつだけアドバイスをしたことは、キャストの皆と本読みをするってことだね。ふたりとも『どうやってやるの?』ってカンジだったけど(笑)」
――ベテランの殺し屋マーカス役のウィレム・デフォーとの共演はいかがでしたか?
「すごくよかった。彼は、とてもクールな男だよね。彼の作品を何作も観て、舞台も観ているけれど、本当に経験豊富な人だよ。だからとても優しいし、寛大だし、冷たいこともない。いつも『元気?』と聞いてくる、オープンな人だ。本当に素晴らしい俳優で、リアルなんだ。共演していると共演者を引き込み、夢中にしてしまう男だね」

――最後になりますが、日本のファンも、『ジョン・ウィック』には“観たかったキアヌ・リーブス”が満載なので、とても感激すると思います!
「僕自身、このキャラクターを演じることがとても好きだったよ。だから、日本の皆さんも気に入ってくれたらと思います。ジョン・ウィックは、情熱があるダークヒーローなんだ。それに、監督たちは千葉真一さんの影響を多分に受けていると思う(笑)。日本こそ、アクション映画の発祥地だからね。そういう系譜を踏襲している映画だと思うよ」
映画『ジョン・ウィック』は、大ヒット上映中!
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Photo by Kasahara Shuichi
