膀胱がんの9割は65歳以上の高齢者に発症。年間2万人以上の人が膀胱がんと診断されている。男性に多く、女性の3〜4倍。リスクの1位は喫煙。他のがんよりも初期症状が出やすいのが特徴だ。小倉さんは16年5月に内視鏡手術でがんを切除したが「男としての機能に未練があった」と膀胱の全摘は決断できず。ネットなどで調べ、臓器を残す治療方法の情報を見つけ「最先端」という触れ込みの治療をいくつか受けた。しかし、18年11月に膀