Eyefi CEOインタビュー:「競合はアップル iCloud」「日本はEyefi人口世界一になる可能性がある」

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アイファイジャパンは7月15日、クラウドサービス『Eyefiクラウド』の国内展開を発表しました。

来日した米アイファイCEOのMatt DiMaria氏(写真中央)、共同創業者 兼 技術担当ヴァイスプレジデントのBerend Ozceri氏(写真右)、そしてアイファイジャパン代表取締役の田中大祐氏(写真左)に、新サービスや今後のビジネス展開について訊いたインタビューをお届けします。

Eyefiクラウドでは、無線LAN内蔵SDカードからクラウドにアップロードした写真を端末に同期する機能が利用できるようになりました。日本での展開は米国に続いて2番目ですが、7月から9月にかけて、世界の約40カ国で展開予定です。インタビューでは日本向けの調整内容や、他のクラウドストレージサービスとの違いなどについて語っていただきました。Engadget:サービス開始からまだ日が浅いですが、日本でのサービス展開の現状について、ユーザーからのリアクションはいかがですか?

DiMaria氏:データとしては、予想よりも速いペースでユーザー登録が伸びています。我々は日本のユーザーはこのサービスを使う人口としては世界一になる可能性を秘めていると考えていますので、Eyefiクラウドが日本のユーザーに受け入れられていることはとても嬉しく感じています。

Engadget:自社サービスの魅力とはどのような部分にあると考えていますか?

DiMaria氏:一言で言えば、『taking great photos everywhare』(どこでも写真が撮れる、どこにでも写真を持っていけるの掛け言葉)です。これはデバイス間で写真が同期できるようになったことで実現しました。Eyefiの新しいキャッチコピーにもなっています。

Engadget:サービス内容の面で、日本での展開に合わせて調整した部分はありますか。

DiMaria氏:アメリカでEyefiクラウドをローンチしたのとほぼ同時に、日本でもβテストを行っていました。日本でのサービスではこの時のフィードバックを反映しています。具体的には、写真の表示の仕方やボタンの配置といったUI周りの調整と、スマートフォンの容量と回線を極力圧迫しないような改善を行いました。

今回新機能として追加したデバイス間の同期機能は米国でも好評ですので、日本のユーザーの方にも是非使って頂きたいと思っています。

Engadget:日本市場において、スマートフォンで写真を撮るユーザーが、Eyefiクラウドを使うメリットはありますか?

Ozceri氏:我々はスマートフォンをメインで写真を撮るユーザーも、重要な顧客ととらえています。プラットフォームを意識させずに写真をやりとりできる点で、Eyefiクラウドの利便性を感じていただけると思います。特にライトユーザー層にとっては、カメラから写真を取り出すのは(記録メディアを取り出すだけなので)比較的簡単だと思いますが、スマートフォンで撮った写真をタブレットなど他の端末に移すのは、少し工夫が必要です。AndroidのスマートフォンとiPadを一緒に使っている場合でも、こうした点がメリットになると考えています。

Engadget:Eyefiクラウドを使用する際の処理スピードや回線など、負荷という面で工夫しているところはありますか?

Ozceri氏:まずご説明しておきたいのは、ほかのクラウドストレージサービスとの違いです。すなわち、アップロードされたファイルが更新されるか、されないかの違いと言えます。一般的なクラウドストレージサービスは、同じファイルが更新される前提で運用していますので、更新を監視する分の負荷がかかります。Eyefiクラウドでは、一度アップロードした写真は更新されない前提で運用していますので、ファイルを監視する部分の負荷がありません。