Twitter月間ユーザー数が2億4100万人で前年比30%増&広告収入は前年比76%増、しかし500億円以上の赤字

By JoshSemans
Twitterが2014年2月5日に上場後、初めての四半期決算を発表しましたが、2013年第4四半期(10月から12月)だけで5億1100万ドル(約517億円)という巨額の赤字を計上したことが判明しました。
Twitter Reports Fourth Quarter and Fiscal Year 2013 Results (NYSE:TWTR)
https://investor.twitterinc.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=823321

BBC News - Twitter reports $645m loss for 2013
http://www.bbc.co.uk/news/business-26059710

2012年のQ4が870万ドル(約8億8000万円)の赤字、2012年通年で7940万ドル(約80億6000万円)であったことを考えると、今回発表された決算報告からは、赤字が急拡大していることが分かります。ただし、2013年のQ4決算の内訳を見ると、収益が前年比で2倍以上の2億4267万ドル(約246億円)と拡大しているため、今回の決算発表だけでTwitterの今後の業績を見通すことは困難と言えそうです。
今回のTwitterの決算について、調査会社Forresterのアナリストであるネイト・エリオット氏は、「サービスに熱中するユーザーを持たないサービスはビジネスを行っていないも同然です。Twitterはよりうまくユーザーを取り扱うべきです」と話し、広告収入を増大させる策を講じるべきだと指摘しています。
なお、Twitterの月間アクティブユーザー数は2013年12月31日の時点で2億4100万人で前年比30%の増加、このうちモバイル端末でTwiiterを利用する月間アクティブユーザー数は1億8400万人で前年比37%の増大となっており、確実にユーザー数を増やしていることも公表されています。さらに、1000PVあたりの広告収入は1.49ドル(約150円)で前年比76%の増加、広告収入の75%以上がモバイル端末から、とのことです。
これは、2013年4月以降の月間アクティブユーザー数を示すグラフ。ユーザー数が着実に増えてきていることが分かります。

主な収入を広告に頼るTwitterにとって広告収入のさらなる増大に取り組むことは急務と言え、すでにテレビ局と共同でテレビ番組の反応を測定する取り組みを行っています。また、eコマース事業への進出を計画中と噂されており、広告収入増に向けてあれこれと策を講じて試行錯誤しまくっていることがよくわかります。
Twitterは2014年第1四半期の業績について、収益を2億3000万ドル(約234億円)から2億4000万ドル(約244億円)、2014年通年で11億5000万ドル(約1170億円)から12億ドル(約1220億円)とする計画を立てており、急拡大した赤字をなんとかして減らし、さらに収入を増大させて黒字化させられるのかどうか、それとも自力での黒字化をあきらめてどこかに売却するというような方向も模索するつもりなのか、Twitterの2014年の動向に要注目です。
