元バルサのジュリ「ロナウジーニョを見て考えが完全に変わった」
現在ロリアンに所属しているジュリは、「バルセロナで過ごした時間は、僕のフットボール選手としてのキャリアにおいて最も重要だった」と振り返るとともに、古巣からの変わらぬ扱いに感謝の意を示した。
バルセロナではリーガ・エスパニョーラ2連覇やクラブ14年ぶりのチャンピオンズリーグ制覇に主力として貢献したジュリだが、チームメートにブラジル代表FWロナウジーニョという特別な選手がいたことにより、自分のプレースタイルを見つめ直さざるを得なかったことが成功に繋がったと感じているという。
「入団間もないある日、ロナウジーニョの練習をじっくりと見つめた。そして、自分が何をどれだけしようと、彼のようにはプレーできないことを痛感した。僕はモナコではキャプテンを務め、チャンピオンズリーグ決勝にも出場したので、自分は下手じゃないという自負があったし、むしろ上手い部類に入ると思っていた。だが、ロナウジーニョを間近で見たことで、その考えは完全に変わった。彼のような役割を担おうというのは、自分にとっては不釣合いだとね。そして、チームのためなら労を惜しまないという汗かき役に徹したら、それが見事に機能したんだ」
ジュリは一方、バルセロナの入団発表でのほろ苦い失敗談も告白している。
「格好良く決めてやろうと、入団発表のために白いスーツを買っておいた。ところが、バルセロナでは誰もが奇妙なまなざしで僕のことを見つめるんだ。そして、『白はレアル・マドリードのチームカラーではないか』と気が付いた時は、もはや後の祭りだった。その日の終わりには、ジョアン・ラポルタ会長からも『それは、金輪際やめてくれ!』と苦笑ながら言われてしまった。結局、スーツは翌日捨てるはめになったよ」
