期待のルーキー永田唯、惜しくも準決勝で敗れる<ビーチバレー>
その2人。準決勝まで勝ち上がり、決勝を賭けた相手は日本代表の浦田・西堀組だった。
「1日しか一緒に練習することができず、チームの約束事もなくやっていた」と永田が話す様に、随所に連携ミスなどが目立ち簡単に第1セットを失ってしまう。しかし草野は振り返る。「1セット目はいいんです、落としても。2セット目は取れると思っていた」
一昨日の1回戦でもこの両チームは対戦し(浦田・西堀の勝利)、草野・永田は第1セットを落としたのち第2セットを取っている。そのことを思い出したのか、草野の言う様に第2セットは試合をリードしていく。「思いきり打たないとミスしたりアウトになる」と常に小気味よく打つ永田の強打と、草野のジャンピングサーブで得点を重ね、日本代表チームの動きを止めた。右足首の怪我を抱え調子の上がらない浦田にサーブを集め、警戒する西堀のブロックの後ろにフワッと落とすショットを多用し第2セットを奪取した。
試合はファイナルセットへ。第2セットの勢いを維持し、点数はシーソーゲームながら主導権は草野・永田が握ったまま。しかし中盤を過ぎ、勝ちが見えてくると、徐々に力みも見えてくる。急にバタバタし始めた2人に相手も代表の意地を見せてきた。連携ミスでポイントを失うと、いつになく声を上げて気合いを入れた西堀にブロックポイントを取られてしまう。最終盤14-12と2点差にされる最後は力尽きた。
「本当に悔しいです。最後はバタバタしてしまった」と永田は話す。しかし勝ちゲームを落としたが、たった1日の練習で日本代表を追いつめた。「初めてのツアーで、代表と戦ったり永田は大変だと思う。でもオープンの高いトスをしっかり打てるのは日本でも彼女ぐらい」と草野も初々しいパートナーを褒めた。
