レッドソックスの松坂大輔がクラブハウスの入り口で記者の質問に答えた(2月16日付ボストン・グローブ)。

 球団広報から松坂が質問に答えるとの発表があったが、マスコミの反応は静かなものだった。今年のレッドソックスには面白いニュースが満載で、ローテーション5番手の松坂に注目するメディアは少ないというのが実情だ。

 これより前に報道陣の質問に答えたジョン・レスターは、充実した先発陣について語ったが、松坂には触れなかったほどだ。

 松坂は「いいときもあったし、悪いこともあった」と述べた。ボストンに来て投手として成長したと思うか、それとも調子が落ちたと思うかとの質問には「メジャーでいい経験をさせてもらった」とだけ答えた。今年は体調もよいので、昨年よりはいい投球ができるだろうといい、これまでの経験を活かせば、よい結果を出せるはずだと付け加えた。

 これまでの4年間で松坂は118試合で72勝46敗(勝率.610)。ほかの投手が先発のときは303勝227敗(.571)。また、2007年のワールドシリーズで優勝に貢献しているように、決していわれているほど悪いわけではない。

 エプスタインGMは「最初の2シーズンはとてもよかったが、2008年はケガに苦しんだ。昨季はものすごくよいときもあれば、ひどいときもあるという具合で、不安定さが目立った。最初の2年はメジャーでもトップの先発投手だったが、あとの2年は我々の期待通りではなかった」と述べた。

 契約が切れるまであと2年。巻き返して5番手以上の先発投手であることを証明するには十分の時間が残されている。