中国で激賞「日本のがん患者老人が世界1周マラソン」=間寛平さん
「日本のがん患者61歳老人が快挙、2年をかけ走って地球1周」――。中国で、こんな見出し文字が躍った。本文を見ると、コメディアンの間寛平(はざま・かんぺい)さんによるアースマラソンの話題。中国ではさほど知名度がないため、見出しからは人名をあえてはずしたと考えられるが、いずれにせよ、困難に打ち勝って夢を実現させつつあることや、環境保護や平和に対する情熱を取り上げ、「激賞」した。
間さんは2008年12月17日に大阪・難波をスタート。マラソンとヨットで世界を1周する「アースマラソン」を開始した。2010年1月4日朝にヨットで福岡県の西福岡マリーナに到着。同日午後には「アースマラソン」完成の最後の挑戦となる、大阪城野外音楽堂までの最後のマラソンをスタートした。
中国メディアは2010年1月には前立腺がんがみつかり、米国で5カ月、治療に専念したことなども紹介。間さんの「アースマラソン」挑戦を知り感動したイランのカマル・タブリージー監督が、間さんを主要な登場人物とする映画製作を申し出て、実現したことにも触れた。同映画「ラン アンド ラン」は、イランの小さな村が舞台。住民は子どもも含め、人生への希望を失いなにもやる気がなかったが、日本から「がんを患っても走りつづける日本人に出会ったことで、人々は未来への希望を取り戻す」というストーリーだ。
中国メディアは、間さんが1日に35−40キロメートル、多い場合には55キロメートルも走り続けるという「驚くべき忍耐力を示した」などと称賛。中国には新疆ウイグル自治区から東に向かって走り続けたと紹介し、同国最後の経由地となった山東省青島では、「アースマラソンを通じて、環境保護や平和を訴えたかった」、「夢の実現でもあります」などと話し、人々の心を打ったと伝えた。(編集担当:如月隼人)
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