「人には誰にも無限の才能がある。」これは一般的な励ましの言葉としても使われるが、もっと深く掘り下げて考えてみれば、いくつかの「きっかけ」が提供されることで、真の意味で才能が開花するという意味に解されよう。そのきっかけの一つが、日常におけるアート空間という場である。



photo by masashi_fruka:Expansion Vol1

才能という言葉は、英語ではいくつかの対応する単語がある。まず「スキル」である。これは「技能」という側面にスポットライトを当てた場合の才能である。たとえば、絵を描くという行為は、実在の風景や物体または心象の風景を、画材を通して模写する技能である。
続いて、「アビリティ」である。これは「能力」という側面にスポットライトを当てた場合の才能である。たとえば、人を感動させる絵を描く能力、そして描かれた絵を見て感動することができる能力がアビリティである。
最後に「タレント」である。これは人材という意味で汎用化されているが、もともとの意味は天から与えられた賜物という意味である。なぜ空間を模写した絵というアートが人を感動させるのか、なぜ優れた音楽家は音を通して人を感動させるのか、まさに人智を越えた天の賜物というべきものが存在している。

アートというものが、特別な才能のある人が創作し、非日常的な空間で展示・上演されて、一部の人々が鑑賞するという従来型のクローズドな形態で提供されていては、感動が広がっていかず、多くの人々にとってアートも感動も無縁のまままになってしまう。

しかし、日常の空間にアートが存在し、いつでも身近に触れることによって、新たな発見が生まれ、感動を通して、自らの才能に「気づく」ことができたら、どんなに素敵であろう。
アート作品は客観的に実在としてあるのではない。「こころのアート」つまり一人一人の心の中にあるアートとの接触を通して、初めて作品は人を感動させるメディアとなりうる。

クリエータの才能と共に、受け手がアート作品に感動することが出来るのも才能である。そしてそれは、必ずしもトラディショナルな意味でのアートに限定されない。たとえばヘアメークアート、ネイルアート、茶道のお点前、着付けなどにも感動することができる心を持つことも才能である。
アートが日常空間に存在することで、自分自身でも知らなかった才能に気付く空間。そんな空間の創出を目指し「NPO団体アートマインド」はコラボ展示・イベント、Expansion(エキスパンジョン)を開催する。
  






photo by masashi_furuka:Expansion Vol1

この人々を刺激し感動させるExpansionの他に、アーティストがギャラリーにてアーティストの作品、テイストを存分に表現できる空間を創っているのが、“展示@ギャラリー”である。ギャラリーでは平面、イラスト、立体、彫刻などアート作品全般の展覧会場として利用できる。
10月13日から20日まで、目黒から徒歩5分のところにある、アートギャラリー「やさしい予感」においてコラボ展が行われた。
自然の香り、色彩を感じさせる造形を創る北村隆博、陶芸を創る「大磯工房」米屋多くの形の集合から美しいフォルムを表現する、末松享子とハヤミズシンゴの作品がコラボレートした。





photo by masashi_furuka:第1回展示@ギャラリー


12月1日〜1月17日:六本木フランジパニにてExpansion Vol2
12月:渋谷Pink CowにてExpansion Vol3
3月:渋谷SPUMAにて総会開催
3月:渋谷Pink CowにてExpansion Vol4
渋谷SPUMAにてExpansion Vol5
渋谷SUZU CAFEにてExpansion Vol6


◆ 詳細連絡先は次のとおりである。
TEL: 03-5413-7409(営業時間:平日9:00〜18:00)
Mail:info@artmind.jp
URL:http://www.artmind.jp/
住所:〒176-0001 東京都練馬区練馬1−23−4
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