石川県志賀町の海岸に流れ着き、地元を騒がせている謎の巨大ホース。国会でも話題にあがる中、24日、ついに本格的な撤去作業が始まりました。

志賀町西海風無の海岸に流れ着いた巨大なホース。多くの見物客が訪れるなど、地元を騒がせてきましたが…

竹本真菜記者

「巨大ホースの撤去作業が始まりました。クレーンでホースの一部が釣り上げられていきます」

24日、いよいよ始まった撤去作業。全長およそ150メートルのホースを14メートルほどに切り分け、運搬用の台船にのせていきます。

現場監督の男性

「地元の方も不気味だと言っていた。だから早くなくしてあげたい」

おおむね順調に進んでいるという作業ですが、妨げとなっているのが、ホースの中に溜まった水の存在です。

現場監督の男性

「いま困っているのは、この中に水が入っている。あれは朝から穴をあけたんだけど、まだ水が出ているでしょ」

作業の途中に、水が入ったホースの重さに耐えかね、ワイヤーが切れてしまう場面もありました。

「北朝鮮からも船が漂着」国会でも議論に

日本海を漂い能登にたどり着いた巨大なホース。その“出元”については、先週、国会でも議論になりました。

山田吉彦参議院議員

「なぜ、こんな大きなものがここに漂着したのか。そして漂流中に発見できなかったのか。この志賀町というのが、私非常に気になっていて、数年前に北朝鮮の漂着船が何隻も流れ着いてる場所なんですね。北から船が出てきますと、ここに流れ着くという場所です」

流れ着いたホースには、製造会社の名前や識別用と思われる番号が記載されていますが、ホースの所有者や流出元については石川県の調査でも分からなかったということです。

ホースは6月中にも、すべて海岸から撤去され、県内の廃棄物処理場に運ばれる見込みです。

能登ののどかな海岸に、騒動をもたらした巨大ホース。撤去を機に、地元にはようやく平穏が戻ることになりそうです。