【巨人】ライデル・マルティネス「しっかり準備はできていました」自身初の1球セーブ 2死を奪ったのは球団初
◆JERAセ・リーグ 広島3―7巨人(23日・マツダスタジアム)
騒然とするマツダの中心で守護神が仁王立ちした。不運な形でピンチとなり、セーブシチュエーションを迎えるとマルティネスが登場した。7―3の9回1死一、二塁。6番手で登板した右腕は初球で佐々木を遊ゴロ併殺。「しっかり準備はできていました」と通算233セーブ目にして自身初の1球セーブをマークして試合を締めた。橋上監督代行は頼もしい助っ人を拍手で出迎えてたたえた。
21日の中日戦(東京D)で4失点して敗戦投手になった大勢が試合前練習は通常通り行ったがベンチ外。橋上監督代行は「リフレッシュということです。コンディション的なもので、休息を与えて」と今季27登板のフル回転を考慮した。
7回途中で戸郷が降板後は小刻みに継投し、4点リードの9回は田中瑛が登板。1死一塁、小園の飛球を左翼・佐々木がスライディングキャッチを試みたがショートバウンドでの捕球となり二塁に送球した。浦田が二塁を踏んでフォースアウトと思われたが、三塁塁審は佐々木がノーバウンド捕球とアウトをコールしていて、それを見た一塁走者は帰塁していた。
新井監督のリクエストでノーキャッチと判定が覆ったが、審判員の判断で一塁走者の二塁進塁が認められて一、二塁で再開。橋上監督代行が審判に確認を求めるも受け入れられず、守護神を投入した。マルティネスが抑えて田中瑛は20試合連続無失点となった。
「大勢投手がいない状況は野手も分かっていましたから。できるだけ投手を楽にしたいという思いもあったと思いますし、序盤から効率よく点が取れた」。7得点の野手、6人リレーでつないだ投手、全員をねぎらった。(片岡 優帆)
記録メモ マルティネス(巨)が9回1死から併殺打に打ち取り、投球数1球でセーブを記録。1球セーブは24年7月17日楽天戦の田中正(日)以来、プロ野球66人目、72度目(セ・リーグ34人目、38度目)。巨人では21年5月22日の中日戦でマークした鍵谷陽平以来、8人目だ。この日のように1球で2死を奪って記録したのは、15年4月17日DeNA戦のバーネット(ヤ)以来7人目(セ2人目)。巨人では初。
