メキシコ・モンテレイでの初練習ではつらつとプレーする長友佑都

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 サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表は3日、暑熱対策を見据え、メキシコのモンテレイで事前合宿をスタートした。DF長友佑都(39)=FC東京=は、コンディション調整に失敗した2014年W杯ブラジル大会の経験を回顧。MF堂安律(27)=Eフランクフルト=は“二重時差ぼけ”を告白し、ともに同地でのコンディション調整の重要性について語った。

 39歳の「よっしゃ行こう!」の声を皮切りに、メキシコでのトレーニングが始まった。前日は時差の影響で午前3時に目覚めて以降、寝られなかったという長友。加えて、最高気温が34度まで上がる蒸し暑さが襲ったが「全然、もうめちゃくちゃ元気。これがW杯の魔力。全く疲れも気温も感じない」と力強く語った。

 準備期間の重要性は身に染みている。W杯ブラジル大会では、涼しいサンパウロ郊外イトゥをベースキャンプ地としたが、抽選の結果、試合会場は高温多湿の地域に集中。コンディション調整で失敗し、当時史上最強と期待された長友らは1次リーグ1分け2敗で敗退した。

 その3試合について、長友は「傷が残っていたんでね。嫌ですよ」と見返すことを避けていたという。だが、集大成と位置づける今大会を前に「初めて」トラウマと向き合った。すると、1次リーグ初戦のコートジボワール戦では、開始20分過ぎから明らかに動きが落ちていた。当時はイタリアの名門インテル・ミラノで主力として活躍。それだけに、本来の力を発揮できなかった現実は衝撃だった。新発見は全て伝えていく。

 1次リーグ第2戦が開催されるモンテレイは、6月の最高気温が40度を超える日もある。「教訓は生かしているんじゃないかなと思う」と今合宿の意義を強調。12年前の挫折を知る長友が、今度は優勝を目指すチームの道しるべとなる。