職場の人間関係はAIに聞く──上司と部下の4割が相談する実態/株式会社マイナビによる調査
株式会社マイナビが運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う『マイナビティーンズラボ』は、「Z世代部下とY世代上司の関わり方に関する調査」を発表した。
本調査は、入社1年目のZ世代※1社会人と、日常業務で入社1年目の社員と関わる35~49歳のY世代※2の管理職層を対象に、職場でのコミュニケーションや評価、飲み会・懇親会、ハラスメント意識などについてアンケート調査を実施したものである。その内容を一部抜粋して紹介する。
※1 Z世代:1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代
※2 Y世代:1980年代から1990年代半ばに生まれた世代
コミュニケーション改善のための取り組み「ChatGPTなどAIに聞く」が最多
Z世代部下とY世代上司に、上司・部下とのコミュニケーションで悩みやトラブルを経験したことがあるかを聞いたところ、両者とも半数以上が「経験がある」と回答した。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
改善のために取り組んでいることは、Z世代部下では最多が「ChatGPTなどAIに聞く」が41.9%で、「同僚など自分と近しい立場の人に相談する(41.3%)」、「SNSを見る/調べる(40.0%)」が続いた。
一方、Y世代上司でも最多は「ChatGPTなどAIに聞く」が42.5%で、「同僚など自分と近しい立場の人に相談する(41.3%)」、「上司に相談する(34.1%)」が続いた。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
Z世代部下・Y世代上司ともに、モチベーションの鍵は「仕事のやりがい」
仕事へのモチベーションが下がる要素として、Z世代部下とY世代上司の双方で最も多かったのは、「自分の業務にやりがいを感じられないとき」だった。
割合はZ世代部下が51.8%、Y世代上司が44.2%で、立場や年齢を問わず、日々の業務に意義や手応えを感じられるかどうかが、モチベーションに大きく影響していることが分かる。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
また、Z世代部下に、どのような基準で評価されたいかを聞いたところ、最も多かったのは「成果や業績などの結果」(53.8%)で、次いで「努力や成長プロセス」(49.2%)、「誠実さなど人間性」(42.9%)となった。
一方、Y世代上司に、部下を評価する際に特に重視している点を聞くと、最多は「誠実さなど人間性」(47.2%)で、次いで「チームワークや協調性のある立ち回り」(43.2%)、「成果や業績などの結果」(40.3%)となった。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
Z世代部下の4人に1人は、Y世代上司を含む飲み会・懇親会に「できるだけ参加したくない」
Z世代部下に、上司を含む飲み会や懇親会にどの程度参加したいかを聞いたところ、「できるだけ参加したくない(26.1%)」が最多だった。4人に1人が、上司を含む飲み会や懇親会への参加に消極的であることが分かる。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
また、Z世代部下が働く上で重視していることとしては、「ワークライフバランス(65.7%)」、「人間関係の良さ(56.8%)」、「収入・待遇(46.9%)」が上位となっており、職場での人間関係を大切にしつつも、私的時間との線引きを重視する価値観が背景にあると考えられる。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
Y世代上司のハラスメント対策「プライベートな会話を控える」「飲み会や懇親会を控える」
Y世代上司に、ハラスメントを意識して控えた行動を聞いたところ、「プライベートな会話を控えたことがある」が41.6%で最も多く、次いで「飲み会や懇親会を控えたことがある(35.3%)」、「叱咤激励を控えたことがある(33.7%)」となった。
「いずれもハラスメントを理由に気にしたことはない」は27.4%にとどまり、約7割がプライベートな会話や飲み会などの誘いを控えた経験があることがわかった。
画像:株式会社マイナビ 2026年5月27日 ニュースリリースより引用
調査概要
■調査概要:マイナビティーンズラボ「Z世代部下とY世代上司の関わり方に関する調査」・Z世代部下調査
■調査対象:22歳~25歳/2026年3月末時点で社会人1年目/日常業務で関わりのあるY世代の上司がいる方
■調査期間:2026年3月24日~4月8日
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:303件
・Y世代上司調査
■調査対象:35歳~49歳/2026年3月末時点で主任・係長以上の役職者/日常業務で関わりのある社員で、Z世代の入社1年目部下がいる方
■調査期間:2026年3月24日~3月26日
■調査方法:インターネット調査
■有効回答数:303件
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります
※本リリース内の「Z世代」「Y世代」は、本調査における対象条件に基づく便宜上の表記です。
※調査結果の詳細
https://cm-marketinglab.mynavi.jp/column/insight-workplace-generation-gap-survey
ニュース情報元:株式会社マイナビ
