試合後、取材に応じるドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

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ジャイアンツ戦で7回8奪三振4安打無失点「自分のやるべきことに集中」

【MLB】ドジャース 4ー0 ジャイアンツ(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地のジャイアンツ戦で7回8奪三振4安打無失点と好投を見せ、今季3勝目を挙げた。規定投球回に到達し、防御率0.82は両リーグトップに立った。チームの連敗を4で止めた。

――7回無失点で3勝目。今日の手応えは。
「まずは自分のやるべきことに集中しながら、あとは打線の相手の反応を見ながら、ウィル(スミス)と話して、コーチと話してやりました」

――スイーパーを多く投げていた印象。感覚的なものか、ゲームプランだったか。
「そうですね。まあ、はられている。セットされている場面でも投げるべきだったら投げますし。単純にそのボールのキレが良いか悪いかというところもあって、その点では良くはなかったのかなと思います」

――防御率0.82はメジャートップ。どこが良い投手になっていると感じているか。
「投げ心地は今のところいいと思いますし、今日もランナーが溜まった部分での最後のフライの部分もそうですけど、抜けるかどうかで、そこは数字が大きく変わってくるので、あまり今はそこを気にする段階ではないのかなとは思います」

――2年ぶりの二刀流フルシーズンということで、特に攻撃面などで疲労を感じるか。
「今のところ怪我なく来れているのはいいことですし、ただオフェンス(打撃)の側で、そこまでチームの助けになっている場面が少ないので。そこはしっかりと自分の形、納得できる形に戻ってくれば、よりチームが勝てるんじゃないかなと思います」

二刀流の体への負担「今が一番いいと思っています」

――指名打者としてラインナップを外れるという決断は、納得しているか。
「そうですね。そこはいろんな人と話しながら、休みを入れるところは入れながら。最後の昨日の打席は比較的、良かったので。自分の納得できる形をまた出た時にできれば、有効に使えるんじゃないかなと思います」

――昨日や月曜日の打撃練習で、何かスイングに関してつかんだものは。
「そうですね。まあ、色々変えながらというか。自分がしっくりくる動作を探しながらやっている感じではあるので。それが良かったからといって長く続くかはわからないですし。良くなることよりも継続することの方が難しい場面が多いので。さっきも言った通り、明日みたいな日を使いながら、より長く継続できるような日にしたいなと思います。

――打線が援護した。打線について。
「それは自分もラインナップに入ってランサポートできる日もあれば、そうではない日もあるので。誰しもが打ちたいと思ってますし、勝利に貢献したいとは思っているので。そこは、自分が左右できることではないですし、あまり気にすることなく自分の仕事に集中したいなと思います」

――二刀流の負担は、年齢を重ねるごとに難しさを感じるか。
「そうですかね。どうなんですかね。今が一番いいと思っていますし、まだまだ若いと思っているので、頑張りたいなと思います」

――明日はどのように過ごす予定か。
「さっきも言った通り、明日しっかり、昨日の良かったところをもう一度固めるという意味で。休みももちろん大事ですけど、やることはしっかりやって、また次に出た時にそれが発揮できるように、そういう日にしたいなと思います」

「打撃が悪くてもマウンドで貢献したい」

――投打どちらかが不調な時、もう一方でカバーしなければならないという責任感やプレッシャーはあるか。
「もちろん、両方絶好調であるに越したことはないですけど。逆を言えば、どちらかで勝利に貢献できるチャンスがある分、切り替えの1つになると思うので。そういう意味では、打撃が悪くてもしっかりマウンドで貢献したいという気持ちで、毎回マウンドに上がっています」

――投球の組み立てについて、これまでのキャリアと比較して今はベストな状態だと感じているか。
「前回は点を取られましたけど、ボールの質的には前回の方が良かったかなとも思うので。トータルで見たら今年はいい内容の年なのかなとは思いますけど。1試合1試合感覚がちょっとずつ変わったりはするので、バッティングもそうですけど、良いのを継続するっていうのはそれだけ難しいことではあるなと思います」

――打撃が一時的に崩れた原因について。死球やWBC、連続出塁の記録も続いていた。
「単純に実力不足なんじゃないかなと思います。好調もあれば不調もあるとは思いますけど、そういったものを含めて実力のうちだと思うので。長引かせない引き出しの多さだったり、好調を長く維持できる引き出しの多さだったりとか。そこも含めて選手としての力量なのかなと思っています」

――昨日のホームランは難しいコースの球をうまく運んだ。どんな手応えがあったか。
「1試合1試合いろいろ試しながらというか、これが良くなるんじゃないか、あれが良くなるんじゃないかっていうのを、その過去に経験してきた失敗も含めて、どういう失敗が多い時は、こういう意識の方が良くなるんじゃないかなという。1個1個試しながらいったときに、一昨日はそれがいい方向に出ていたので。明日また練習しながら、明後日の試合に臨みたいなと思います」

――スパイクに愛犬デコピンのロゴが入っていた。家族の中でデコピンはどのような存在か。
スパイクは毎回ある、そこにあるので。特に変わったことはないですけど。まあ、1年でも長く生きてほしいなと、ただそれだけですね」(Full-Count編集部)