“プレイ”によって相手男性を死亡させた件を認めたミカエラ・ライラースダム(32)(登録していた派遣サービスのページより)

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 米カリフォルニア州在住のミカエラ・ライラースダム(32)は、3児の母親のほかに、成年向けインフルエンサーという裏の顔を持っていた。彼女は今、ある事件の容疑者となっている。"プレイ"によって相手男性を死亡させた件を認めたのだ──。

【写真を見る】派遣型サービスに登録していたミカエラのプロフィール、警察官のコスプレ姿も投稿していた

 夫との間に3人の子供を抱えるミカエラは、自身をモデルにした過激なコンテンツをSNSなどに投稿するほか、有料の"派遣サービス"にも登録していた。500ドル(日本円で約7万5000円)から出張サービスを受け付けており、〈私は偏見のない人間なので、フェティシズムも遠慮なくお持ちください〉〈さらに気前の良いチップをください〉などとアピールしていた。

 しかし、この副業によって、彼女は予想だにしなかったトラブルの当事者となってしまった。海外事情に詳しいジャーナリストの解説。

「2023年4月にマイケル・デールさん(55)が死亡した件をめぐり、ミカエラにその責任が問われています。検察側が公判で主張したところによると、マイケルさんはミカエラに1万1000ドル以上(170万円以上)を支払い、"ミイラのように全身をラップで包んでほしい"と頼んだといいます。

 また、"女性用ブーツを足に接着してほしい"や"接着剤で目をふさいでほしい"とも依頼したそうです」

 しかし、このプレイによってマイケルさんは病院に救急搬送され、数日後に死亡が確認されたという。前出のジャーナリストが続ける。

「ミカエラが通報し、警察が到着したとき、マイケルさんの頭部にはビニール袋が被せられ、口、顔、頭にダクトテープを貼られ、全身がラップで覆われていたそうです。ミカエラが提出したスマホからは、マイケルさんが縛られている様子を記録した動画や写真も見つかっています。

 検察側は、頭部のビニール袋やラップがマイケルの死因だとして、彼は拘束されていたせいで、これらを外すことができなかったと主張しています。

一方で弁護側は、ミカエラ自身が通報して、マイケルさんに救命措置を施し、警察が来た際も現場にいたことを指摘。"殺意がなかったことは明らかだ"と述べました」

 裁判では、"どこまでが同意だったか"が争点になっていた。ミカエラは殺人罪で起訴されていたが、『ニューヨーク・ポスト』などの海外メディアによると、過失致死罪を本人が認め、まもなく4年の懲役刑を言い渡される予定だという。

「殺人罪ではなく、過失致死罪となったことは、ミカエラにとって不幸中の幸いと言えるかもしれませんが、最初からトラブルにならないのが一番です。

 ミカエラが登録していたサービスは、あくまで男性とのマッチングの場を提供するプラットフォームでしかなく、問題が起きそうな場合、運営側がこまめに対処してくれるわけではないようです。

 ミカエラが客と直接やり取りし、要求に応えたことも事件の背景にありそうです」

 いずれ、現代日本でも同様の事件が起こるかもしれない。