中国海南省、海洋石油・ガス産業で海洋経済の高度化をけん引

【新華社海口5月4日】中国海南省はここ数年、独特な地理的条件と資源の優位性を生かし、海洋石油・ガス開発を海洋経済の発展を促進する重要な手段として位置付け、深海への進出と産業チェーンの強化を加速させており、「ブルーエンジン」の原動力が継続的に発揮されている。
同省海洋庁が発表した「2025年海南省海洋経済統計公報」によると、同省の海洋経済はここ数年、急速な成長の勢いを維持しており、23年から3年連続で成長率が中国トップクラスに位置し、発展の質と規模が同時に向上している。
同省の海洋総生産額は25年、前年比6.5%増の2907億3千万元(1元=約23円)に達した。全国の海洋総生産額に占める割合は、23年の2.4%から2.6%に上昇し継続的に高まっている。同時に、同省全体の域内総生産(GDP)に占める海洋経済の割合も、23年の31.8%から25年には35.9%へと上昇しており、経済を支える役割が絶えず強化されている。

同省三亜市からヘリコプターで約50分の海上に、中国が初めて独自に探査、開発した水深1500メートルの大型深海ガス田「深海1号」エネルギーステーションがそびえ立っている。海底の天然ガスが絶え間なくプラットフォームへと輸送されており、中国の深海石油・天然ガス開発を象徴する光景となっている。
一連の重大プロジェクトを足がかりに、同省の海洋石油・天然ガス産業は急速な拡大を遂げている。石油・天然ガス開発を中心に産業チェーンが絶えず延伸し、探査、開発から、貯蔵・輸送、加工に至るまで段階的に整備が進んでおり、海洋エンジニアリング設備や技術サービスなど関連分野の協同発展をけん引している。(記者/陳子薇)
