「ナフサは年明けまで足りる」が「良い情報」か 首相表明に野党疑問の声 中東代替分は米国などから

高市早苗首相は4月30日夕に開いた中東対応閣僚会議で、イラン情勢を受けて懸念される石油化学原料「ナフサ」と由来製品の供給について「年を越えて継続できる見込みだ」と表明した。与野党の関係者によると、中道改革連合の早稲田夕季氏(衆院比例南関東)への「良い情報をお伝えできる」との国会答弁はこの発表を指すとみられる。野党からは「『ナフサは年明けまで足りる』との掛け声だけでは建設資材などの不足は解消しない」との疑問が相次いでいる。
高市首相は4月24日の衆院厚生労働委員会で、早稲田氏から医療分野の製造業者に対する原料の優先配布の検討を求められた際に「ちょっと先になるが、心配していただかなくても良い情報をお伝えできると思う」と答弁。27日の参院予算委員会では与党の日本維新の会・片山大介氏から「良い情報」の真意を問われたが「(説明は)確定値が出てから」として明言を避けており、国会内に疑心暗鬼が広がっていた。
