茶畑内に無断立ち入り、落書きやポイ捨ても 絶景スポットの茶園で観光客の迷惑行為 地元住民「ごみがぶん投げてある」
富士山を一望できる絶景スポット、静岡県富士市の茶園で、立ち入り禁止の茶畑に観光客が侵入する迷惑行為が相次いでいる。落書きやごみのポイ捨ても確認され、茶園を管理する保存会は協力金の呼びかけを開始した。
茶畑に堂々と侵入・・・
GW真っただ中、観光客が殺到する人気の映えスポットでは、迷惑行為が相次いでいた。取材班が4月29日に向かったのは、ウグイスの鳴き声が響く静岡県富士市。
茶園の「大淵笹場」は、視界いっぱいに広がる富士山と、段々に連なる茶畑が一望できる絶景スポット。
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が「富嶽三十六景」の中で描いた景色としても知られている。
日本の原風景を求めて多くの外国人観光客らが訪れ、GWには1日に1000人以上が殺到する日もあるという。
アメリカから来た男性観光客:
ハネムーンで来たんだよ。
アメリカから来た女性観光客:
衝撃的だわ。人生で1回は見なきゃね。
観光客が急増する絶景スポットで取材を進めていると、迷惑行為を目撃した。
取材班:
2人組が、茶畑の中に入って写真を撮っています。立ち入り禁止のはずなんですが、完全に中を散策していますね。
茶畑内への立ち入りは禁止とされており、特に今の時期は新芽を傷つける可能性があるという。
畑の目の前には注意書きの看板があるが、茶畑への侵入は後を絶たない。
茶畑の中をどんどんと進んでいく女性。その場所を確認してみた。
取材班:
枝が折れてしまっています。
立ち入り禁止エリアで撮影を行っていた男女2人組に直撃取材をした。
取材班:
茶畑で何を撮影していた?
茶畑に侵入した観光客:
景色。(禁止だと)知らなかった。みんなが入ってなかったからたぶんだめだと思った。ごめんなさい。
落書きやごみのポイ捨ても
迷惑行為はほかにも起きていた。
取材班:
茶畑の近くの壁は、至るところに落書きがされています。
この場所に来た思い出を残すためだろうか、「I LOVE FUJI(アイ・ラブ・フジ)」の文字が書かれていた。
さらに韓国語で「2026年4月に来たおじいちゃん、おばあちゃん、父、母と一緒に」とも書かれていた。
地元住民は、周辺に捨てられるごみが多すぎると嘆きの声を上げる。
地元住民:
少し外れたところや沢は(ごみが)ひどい。見えないところにコンビニの袋がぶん投げてある。持って帰れですね。
こうした事情から、「大淵笹場」を管理する大淵二丁目ささば景観保存会は、4月から一部の観光客に協力金の呼びかけを始めた。
大淵二丁目ささば景観保存会・藤田好廣代表:
この畑を維持するにはお金がかかる。そのために(協力金)お願いできませんかという形。
(「イット!」4月30日放送より)
