日本で研鑽を積む逸材の2発で若き中国代表が難敵を撃破した。(※写真はイメージ)。(C)Getty Images

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 現在、ヨーロッパにおける伝統的なユース大会『イタリアカップ』が行なわれており、計12チームが鎬を削っている。

 欧州勢以外で唯一参加しているU-15中国代表は、現地4月27日に2戦目で開催国のイタリアと対戦。初戦はスロベニアに1−2で敗れたなか、先発メンバーを総入れ替えし、5−4−1の守備的な布陣で臨んだなか、見事に2−0で快勝した。

 非常に興味深いのは、全得点を叩き出したのが、清水エスパルスのアカデミーに在籍するシャ・ミン(沙明)であることだ。

 中国メディア『網易』は「日本の育成システムの秘密が明らかになった!」と題した記事を掲載。冒頭で「開始9分で2得点、この15歳の少年の何者?」と投げかけ、こう伝えている。
 
「シャ・ミンは山東省で生まれ、6歳でサッカーを始め、8歳で北京へ渡り、元中国女子代表選手のワン・ドンニー(王冬妮)の下で体系的なトレーニングを積んだ。2024年に日本の名門プロユースクラブ、清水エスパルスのU-14チームに正式加入した。清水エスパルスを選んだのは偶然ではない。同クラブが本拠を置く静岡県は、日本の『サッカー王国』と呼ばれ、漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼の故郷でもある。

 特筆すべきは、身長185cmで驚異的なスピードを持ち、北京市海淀区の陸上競技200mで優勝経験もある点だ。爆発力と戦術的素養を兼ね備えたオールラウンドなFWが、日本のユース育成という熔炉の中で鍛え上げられている」

 一方で、A代表は3大会連続でワールドカップ出場を逃したイタリアを心配する声も。今回の結果が様々な面で注目を集めているのは、間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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