細木数子の娘「Netflixドラマ、許可なかった」「母に黒い交際なんてない」「中学2年でお見合いさせられた」視聴率女王の“裏”の顔明かす

占い師として一世を風靡し、2021年に死去した細木数子。4月27日には彼女の人生を描いたドラマ「地獄に堕ちるわよ」がNetflixで配信される。『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」は細木数子の娘・かおりを取材。視聴率女王の“裏”の顔に迫った。
1956年、19歳で水商売の世界に入った細木数子。その後、六星占術の研究を始め、占い師としての才能を開花させる。1982年に出版した六星占術の本がベストセラーになり、やがてテレビの世界へ。66歳の時に始まった「ズバリ言うわよ!」や「幸せって何だっけ」では高い視聴率を叩きだし、一世を風靡。一方で、強烈なキャラクターや黒い交際のウワサから非難されることもあった。
細木数子の娘・細木かおり「当時(細木数子)は『もうそういうバカほっとけ』と言っていました。万人に好かれる必要ないし、わかんないやつにはもうそれでいい、みたいな」
━━「黒い交際もある」などとも言われていましたが。
細木かおり「それは本気で私も語りたいです。いやいや、ない。本当にないです。もう別にどう思われててもいいけど、非道なことはしてない。ただ、戦後に水商売をやっていた時まで含めて人生の中で一度も、絶対なかったとは私も言わないけど。メディアに出ていた時にすごく関わりがあったというのは絶対ない」
「儲かるわけないじゃん。0円ですよ、0円」

そう語る細木数子の娘であり「後継者」でもある細木かおりと細木数子の関係は、はじめは叔母と姪だった。
幼少期からかおりの実の両親同士は折り合いが悪かったというが、救いの手を差し伸べてくれたのが細木数子だったという。
結婚するも離婚し、子どもにも恵まれなかった細木数子は、姪のかおりに目をかける。自分自身が家族を持てなかったという後悔からか、当時中学2年生のかおりに、何度もお見合いをさせた。
細木数子の思惑通り、かおりはお見合いで出会った今の夫と19歳の時に結婚。3人の子宝にも恵まれた。しかし、細木数子からの金銭面の援助はなく、川崎にある1LDKの木造アパートに家族5人で暮らした。
かおりは、子どもたちに手がかからなくなったタイミングで細木数子のマネージャー兼アシスタントに。収録現場に付き添い、鑑定のアシスタントを行うようになった。
一番近くで見てきたかおりの目に映る細木数子は、世間からのイメージとは少し異なる。
細木かおり「人が良すぎるというか。困ってたら助けちゃう。物言いがキツイこともあるけど、私たちからしたらちょっと抜けているおばあちゃんでチャーミングなかわいいところがあった。個人鑑定は一律10万円だったけど、お札を握りしめてきた親子とか老夫婦の話を聞いて最後に『これ私からだから』とお金を返すこともあった」
そんな細木数子の人生がNetflixシリーズでドラマ化される。
細木かおり「3年ぐらい前に急にNetflixの方から面会を希望されて『もう配信することが決まりました』と。『え? 決まりました?』と私は変だと思って。『これってNOとか言えないものですかね?』などと聞いたら『いや、フィクションなので』と。周りからは『また儲かっちゃいますね』なんて言われるけど、儲かるわけないじゃん。0円ですよ、0円。でも、愛をもってちゃんと作品として作ってくれるということだったから、協力するために衣装とバーキンは貸して、ティザーを見たら戸田恵梨香さんが(それを)着ていました」
80歳で引退を決めていた細木数子。かおりが後継者になった経緯は…
細木かおり「『継いでほしい』と言われた時に、非難されるところを見てたから、最初は『絶対イヤだ』と断ったんですけど『細木数子にならなくていい』という言葉が決め手になって。ご相談者さんに寄り添う姿、一人ひとりに愛を持って光の道筋を与えるような言葉、相談者さんが笑顔になっていく姿を目の当たりにしてきたので、人助けや社会貢献につながるんじゃないかと」
養子縁組で姪から養女となったかおりは、2018年に後継者として活動をスタート。その時、細木数子は80歳、かおりは40歳だった。
━━なぜ、姪から子どもになったのですか?
細木かおり「細木数子は独り身で家族もいない。そんな中でこの世を去るのがイヤだったのが一番。どれだけ金や地位があっても家族は買えない。人の心など、お金で買えないものがあるとはずっと言われてきた。そういうものは人生で一番大事だと」
そして、娘になったかおりにすべてを任せた細木数子は、2021年、呼吸不全のため自宅で息を引き取った。83歳だった。
(『ABEMA NEWS』より)
