「白と言ったら黒でも白と言え」 “一枚岩”の本当の意味に絶望した男性 「最低の企業だ」

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仕事のなかで「協力」や「チームワーク」といった美しい言葉をやたらと振りかざす企業には、用心したほうがいいかもしれない。

投稿を寄せた東京都の60代男性(技能工・設備・交通・運輸)は、1つのオーナーから受注する業務を、3つの業者が元請けから孫請けまでの関係で対応するプロジェクトに参加した。そこで元請けである「代表受注会社」から、

「業者間は『一枚岩』になって業務に当たろう」

と呼びかけられたという。(文:篠原みつき)

「まずい所は改善していこう」と提案したのが運の尽きだった

最近その業務に参加したばかりだった男性は、他の業者たちの性格をまだ把握していなかった。「一枚岩」という言葉を額面通りに受け取り、「うまく回っていない所はどんどん提案して改善していこうと考えた事が運の尽き」と悲しげに振り返る。

「業者で協力して業務を進めていくために、まずい所はここで、このように改善していこう、と提案しているのに、結局事なかれ主義で、何も動かない。提案すればするほど一方的だと煩がられ煙たがられ、終いには本人には何も言わず会社トップに文句を入れた」

現場を良くしようと動いた人間を煙たがり、あろうことか本人の頭越しに組織のトップへクレームを入れるとは、かなり陰湿なやり口だ。

「代表業者が白と言ったら黒でも白と言え、という意味だった」

この一件で、男性は代表業者が掲げる「一枚岩」の本当の意味を悟った。

「一枚岩とは皆でより良くして環境を整えることではなく、代表業者が白と言ったら黒でも白と言え、という意味だった。最低の企業だ」

耳障りのいい言葉で同調圧力を押し付けてくるような取引先とは、もう距離を置きたいというのが本音だろう。

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