米国遠征のラスト3戦目。日本はアメリカに完敗を喫した。(C)Getty Images

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 日本女子代表は現地4月17日、国際親善試合でアメリカ女子代表と敵地で対戦した。

 女子サッカー界の強豪アメリカとの3連戦が組まれた今回の米国遠征で、なでしこジャパンは1戦目は1−2で敗れ、2戦目は1−0で勝利した。

 ラスト3戦目のスタメンは、以下のとおり。システムは4−3−3で、GKは平尾知佳、4バックは右から清水梨紗、古賀塔子、熊谷紗希、北川ひかる、2ボランチは長谷川唯と宮澤ひなた、トップ下に谷川萌々子、前線は右に藤野あおば、左に山本柚月、センターは植木理子というラインナップだ。

 日本は開始5分にチャンスを得る。谷川のCKの流れから古賀が振り向きざまにシュートも、相手GKにキャッチされる。

 序盤はアメリカがボール保持率で上回るなか、日本はコンパクトな陣形を保ち、連動したディフェンスで対抗。押し込まれるシーンではゴール前で身体を張って守る。

 21分には、アメリカのCKでウィルソンに至近距離で狙われたが、平尾のファインセーブで事なきを得る。ただこの際、相手選手との競り合いで北川が負傷し、途中交代。守屋都弥が投入される。

 アクシデントのあった日本は、アメリカの攻勢を前に、我慢の時間が続く。39分のハットンの強烈なミドルはクロスバーに救われる。辛抱強く守り切った日本は、前半を0−0で終える。
 
 迎えた後半、46分にウィルソンの決定的なシュートも、平尾の好守で防ぐ。だが、これで与えたCKで、ウェズリーの折り返しをガーマにヘッドで押し込まれ、先制を許す。

 56分には追加点を献上。ビルドアップでボールを奪われると、ロッドマンのスルーパスに抜け出したラヴェルと平尾が1対1に。ラヴェルの冷静なフィニッシュを平尾は止められなかった。

 さらに64分、CKからウェズリーに押し込まれて3失点目。相手にしっかり寄せていたが決められてしまった。

 3点差をつけられ、懸命に反撃を試みる日本。69分には途中出場の松窪真心がペナルティアーク前で力強く右足を振ったが、ネットを揺らせない。

 結局、最後まで1点が遠く、日本は0−3で完敗。現時点での力を差を見せつけられ、3連戦は1勝2敗の戦績で終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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