11年前に交通事故で亡くなった娘の遺作を展示 山口市のギャラリーで「石津南美 作品と言葉」開催中
山口市の夫婦が営むギャラリーで15日から作品展が始まりました。
展示されているのは、11年前に亡くなった娘の遺作です。
山口市下市町にある「ギャラリーminami」。
オープンからちょうど1周年を迎えた15日、作品展「石津南美 作品と言葉」が始まりました。
展示されているのは、石津南美さんが生前に残した版画やアクリル画などです。
文具店で働く傍ら美術作品を作り続けてきましたが2015年10月、山口市内の道路で横断中に自動車にはねられ、28年の生涯を閉じました。
父・房之さん
「(娘の死を)なかなか受け入れられなかった。」
「ふすまみたいな大作に取り掛かったばかりでそれを見たとき無念やろうなと感じた」
生前、自宅にギャラリーを開きたいとメモに書き残していた南美さん。
その夢を事故から10年経った去年、父・房之さんと母・順子さんが叶えます。
古民家を購入してギャラリーを作ったのです。
作品展には、南美さんが中学時代に初めて描いた油絵など36点が南美さんが残した言葉とともに展示されています。
父・房之さんが特に気に入っていると話すのは亡くなった祖父を描いた作品です
父・房之さん
「12年前に祖父が亡くなって、 お通夜の間ずっとその絵をそばで描いていた。(祖父から)受けた愛の恩返しと、残された人のために、絵を描く。絵を描くことが、生きる意味、そんな子なんだなと(感じた)」
母・順子さん
「描くことで本当に自分の生きる意味を感じてたのかな。」
「石津南美 作品と言葉」は山口市下市町の「ギャラリーminami」で5月17日まで開かれています。
