6回、3ランを放った万波(中央)らを迎える水野(同左)ら日本ハムナイン(撮影・中島達哉)

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 「日本ハム12−3オリックス」(3日、エスコンフィールド)

 もうどうにも止まらない。2003年以来、球団23年ぶりとなるチーム開幕7試合連続本塁打。恐怖の重量打線が火を噴き、日本ハムが今季初の連勝を、今季初の2桁得点でド派手に決めた。

 序盤はじわじわと好機を広げ、効果的な適時打を重ねる展開。豪快な一発が飛び出したのは六回だった。万波中正外野手が7点リードの六回1死一、三塁から内角直球を弾丸ライナーで左越えに運ぶ4号3ラン。「低めの変化球を我慢して1球で仕留めることができたので、価値ある本塁打だと思う」と胸を張った。

 さらに八回は先頭の郡司が2号ソロ。チームの複数本塁打は7試合で実に6度目だ。7戦18発で年間367発という驚きのペースでアーチを量産している。郡司は右翼ポール直撃の一発に「何か商品ないですか?」とジョークを飛ばしつつ「みんな振れている。シンプルに甘い球をみんな一振りで逃していない」と分析。二回に走者一掃の適時二塁打を放ったが、開幕からノーアーチの水野は「だるいっす。あんまり自分で(一発を意識して)刺激しないようにしたい」と、仲間の飛ばしっぷりに苦笑した。

 会心の大勝に、新庄監督は「いつもの選手に聞いてちょうだい」と球団を通じたコメントを残して帰路へ。エンジン全開の猛打で、一気に連勝街道に入る。