ニューヨークのメトロポリタン美術館が石棺や古代彫刻、大理石像、フィンセント・ファン・ゴッホの絵画など約140点の所蔵品の高精細3Dモデルをオンラインで公開しています。ブラウザだけで簡単に見られるということなので、実際に展示品をじっくりと観察してみました。

The Metropolitan Museum of Art to Publish Over 100 Three-Dimensional Models of Iconic Works from Across Its Collection - The Metropolitan Museum of Art

https://www.metmuseum.org/ja/press-releases/3-d-models-announcement-2026

The Met Releases High-Definition 3D Scans of 140 Famous Art Objects: Sarcophagi, Van Gogh Paintings, Marble Sculptures & More | Open Culture

https://www.openculture.com/2026/03/the-met-releases-high-definition-3d-scans-of-140-famous-art-objects.html

展示品の3Dモデルを見るには、まずメトロポリタン美術館の公式サイトへアクセスします。

The Metropolitan Museum of Art

https://www.metmuseum.org/ja

上部メニューから虫眼鏡アイコンをクリック。



検索欄には何も入力せず、もう一度虫眼鏡アイコンをクリック。



「Has 3D Image」にチェックを入れます。



これで3Dモデルが存在する展示品だけに絞り込まれるので、あとは好きな展示品を選べばOK。今回は1917年頃にD.C.ミュラー&ブロスが制作した「回転木馬の外側列用の立ち馬」を見てみます。木彫りの馬で、軍馬風の装飾やガラスの目、鋼鉄製のてい鉄まで細かく作り込まれているのが特徴です。赤枠部分をクリック。



展示品の個別ページが開くので、展示品画像の右下にある「View in 3D」をクリックします。



すると、3Dモデルビューワーがブラウザ上で開くので、あとはドラッグして好きな角度から鑑賞できます。



画面右下の「+」「−」ボタンをクリックすることで3Dモデルの拡大縮小が可能です。



的のようなボタンをクリックするとデフォルトのサイズと角度に戻ります。



ブラウザ上でも十分に細部を確認できますが、スマートフォンを使えばAR空間で鑑賞することも可能です。スマートフォンで鑑賞するには左下の「View in Your Space」をクリックします。



するとQRコードが表示されるので、スマートフォンで読み取ります。



スマートフォンでQRコードを読み取ったサイトにアクセスすると「ARで表示しますか?」と聞かれるので「ARで表示」をタップ。



すると、自分の部屋の中に展示品が現れました。



スマートフォンを持って近づいていくと、たてがみをじっくりと観察することもできます。



回り込んで口の中がどうなっているかを見ることも可能。



実際の美術館では難しい「下に潜り込んで撮影」のような見方も簡単にできます。



メトロポリタン美術館が公開している3Dモデルには今回鑑賞した「回転木馬の外側列用の立ち馬」以外にも、3世紀に制作された「ライオンがアンテロープを倒す大理石の石棺」、紀元前360年〜紀元前343年頃に制作された「ホルス神像」、1646年に制作された狩野山雪の「老梅図」、1889年に制作されたフィンセント・ファン・ゴッホの「糸杉のある麦畑」、1804年〜1806年に制作されたアントニオ・カノーヴァの「メデューサの首を持つペルセウス」、1555年頃に制作されたフランス王アンリ2世の甲冑など有名な展示品がいくつも含まれているので、気になった人は試してみてください。