最大の武器は「人間力」…19歳のトップランナー・當真あみが夜の街で見せた‟ピースサイン”姿

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3月13日に公開された劇場アニメ『パリに咲くエトワール』。20世紀初頭の華やかなパリを舞台にした本作で、声優として物語の重要なキャラクターに命を吹き込んでいるのが現在、飛ぶ鳥を落とす勢いの女優・當真あみ(19)だ。

公開を目前に控えた3月3日、東京・日本女子体育大学で行われた特別試写会は、これまでにない熱気に包まれていた。サプライズで登壇した當真と共演の嵐莉菜(21)に集まった同世代の女子学生たちは大興奮。

本作の主題歌を担当した人気バンド『緑黄色社会』がサプライズで生演奏を披露するという粋な演出も用意されており、間近で圧巻のパフォーマンスを体感した當真は「本当に鳥肌が立ちました」と19歳らしい等身大の感動を素直な言葉で表現した。

「飛躍の年」を迎えた注目の若手俳優

當真が芸能界入りを果たしたのは’20年10月。地元・沖縄でスカウトされたのがきっかけだった。

「’21年のデビュー後、瞬く間に『カルピスウォーター』のCMキャラクターに抜擢されて世間の目を引くと、’23年には『どうする家康』(NHK)の亀姫役で堂々の大河ドラマ初出演を果たしました。昨年は連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)や長編映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』で立て続けに主演を張るなど、まさに破竹の勢いでトップ女優への階段を駆け上がってきました」(芸能事務所関係者)

そんな彼女にとって、2026年はさらなる「飛躍の年」となっている。

今回の『パリに咲くエトワール』で声優という新境地を開拓し、5月からは初舞台となる『ハムレット』でヒロインのオフィーリアという大役に挑む。

現在、Amazon Prime Videoでは過去の出演作『おいしくて泣くとき』が独占配信されて改めて脚光を浴びていることからも、彼女がこれまでの「清純派」という枠を完全に抜け出し、マルチな実力を兼ね備えた「令和の至宝」になりつつあることがうかがえる。

「人間力」が最大の武器

そんな彼女を本誌が目撃したのは、とある冬の日の夜8時ごろ。この日、當真は主演映画『終点のあの子』の初日舞台挨拶を終え、リラックスした様子でスタッフとともに劇場の関係者口から姿を現した。

同作は昨年の上海国際映画祭でGALA部門に出品され、彼女が自身初となるレッドカーペットを歩き喝采を浴びた話題作でもある。その物語の鍵を握る難役を熱演し、無事に大役を終えた後の安堵からか、その表情はすっぴんに近いほどナチュラルだった。

黒のボリューミーなダウンジャケットをすっぽりと羽織り、ボトムスはゆったりとしたパープル系のパンツ。そんなラフなプライベートスタイルで送迎車に向かう道すがら、彼女は傍らを歩くマネージャーやスタッフたちと和やかに談笑していた。

そして、ふいにスタッフに向かって、おどけたようにピースサインを掲げてみせたのだった。

厳しい寒さの中で見せたその無防備なピースサインこそが、彼女がチームと築き上げている強固な「信頼関係」の証に他ならない。ドラマ制作現場をよく知る芸能関係者は、當真の現在の立ち位置についてこう述べた。

「彼女の最大の武器は、画面越しにも伝わる圧倒的なピュアさと透明感です。ただかわいいだけの若手女優ならたくさんいますが、當真さんの場合、内に秘めた『芯の強さ』が透けて見えるんです。10代にしてすでに自分を客観視できており、名だたる巨匠たちがこぞって起用したがるのも納得の表現力を持っています。今の10代女優の中では頭一つ、いや二つ抜けた存在と言っていい」

メガホンを取る監督やプロデューサーたちが彼女を欲しがる理由は、画面に映る姿だけではない。前出の芸能関係者が続ける。

「現場での彼女は本当に自然体で、驚くほど『賢い』んです。監督から高度で難しい要求をされて壁にぶつかっても、決してパニックにならない。本人がインタビューで『落ち込んだ時は一度忘れるようにしています』と語っていたように、スッと頭を切り替えられる強靭なメンタルを持っています。

だからこそ、共演する先輩俳優たちから『かっこいい』と慕われる。加えて、裏方のスタッフに対する気配りも忘れない。誰に対してもフラットに接し、現場を和ませる彼女の存在が、周囲の士気を高めている。誰からも信頼される人間力こそが彼女の本当の強みですね」

芸能界という目まぐるしく変化する厳しい世界の中で、軽やかに自分の道を切り拓いていく19歳から、今後も目を離せない。