IBMの株価が13%下落、AnthropicがClaude Codeで「COBOLを使ったレガシーシステムのモダナイゼーションの自動化」を解説したのが原因

Anthropicは2026年2月23日に、「Claude Codeを使ってCOBOLを使ったレガシーシステムを近代化する手法」を解説するブログを公開しました。このブログが公開された後、IBMの株価が13%超も急落しています。
IBM is the latest AI casualty. Shares tank 13% on Anthropic programming language threat

Anthropic touts AI for COBOL, IBM stock takes a hit • The Register
https://www.theregister.com/2026/02/23/ibm_share_dive_anthropic_cobol/
IBM Shares Crater 13% After Anthropic Says Claude Code Can Tackle COBOL Modernization - Slashdot
https://slashdot.org/story/26/02/23/2110221/ibm-shares-crater-13-after-anthropic-says-claude-code-can-tackle-cobol-modernization
IBMはCOBOLで書かれたレガシーシステムを最新技術を用いて刷新する「モダナイゼーション」を、主要事業のひとつとしています。また、IBMは大規模トランザクション処理に最適化されたメインフレームを販売しており、これでもCOBOLがよく利用されています。実際、金融機関や官公庁の基幹システムの多くでCOBOLが採用されており、アメリカの場合、ATM取引の約95%がCOBOLで書かれたレガシーシステム関連のものだそうです。
しかし、COBOLに精通したエンジニアは年々減少しており、ドキュメントの不備や暗黙のビジネスルールを理解するのが困難だったりと、COBOLのモダナイゼーション作業は非常に難航するケースがほとんどだそうです。
しかし、このモダナイゼーションにおける複雑性の大部分を占める「調査・分析作業」を、Claude Codeを使えば自動化することができるとAnthropicがブログで報告しました。Anthropicによると人間のアナリストが数カ月かかっていた「調査・分析作業」が、Claude Codeなら短期間で完了できるようになるとのことです。
How AI helps break the cost barrier to COBOL modernization | Claude
https://claude.com/blog/how-ai-helps-break-cost-barrier-cobol-modernization

AnthropicがCOBOLのモダナイゼーションにClaude Codeが有用であることを報告したのち、IBMの株価が13%も下落しました。これにより、IBMの株価は2026年に入ってから24%超下落したこととなります。
なお、Anthropicは同日にコード内の脆弱性をスキャンして発見することができる「Claude Code Security」も発表しており、この発表によりセキュリティ関連企業の株価も下落したとCNBCは指摘しています。
「Claude Code Security」が登場、コード内の脆弱性をスキャンして修正提案もしてくれる - GIGAZINE
