家づくりの際、「毎日の家事を少しでもラクにすること」を優先ポイントにする人も少なくないのではないでしょうか? 半年前に注文住宅を建てた日刊住まいライターも、「家事ラク」動線を重視した間取りを検討したそう。とくに洗濯のしやすさを意識して採用したのが「ランドリールーム」、そして「アイアンバー物干し」の設置だったと言います。今回、実際に暮らしてみて感じたアイアンバー物干しの使い勝手について、詳しく語ります。

新居に「ランドリールーム」をつくることにした理由

わが家は、夫婦と1歳娘との3人家族。半年前に、4LDKの2階建て注文住宅を大手ハウスメーカーで建てました。共働きのため、平日は夜に洗濯機をまわすことが多いです。

【実際の写真】床が汚れない裏ワザも!

屋外にも物干し竿を設置していますが、平日は外干しが難しいことから、家事の負担を減らすために、脱衣所を兼ねたランドリールームの導入を決めました。

一方、脱衣所と同じ空間にすることで湿気がこもり、「洗濯物の乾きが悪くなるのではないか」という懸念もありました。そこで湿気対策として珪藻土入りの天井材を採用することに。

さらに室内の一角にスペースを設け、衣類を畳んだり、アイロンがけをしたりできる、作業台と収納を兼ねた棚を設置しました。

洗濯物を干して乾いたら、すぐ横にあるファミリークローゼットへしまうスムーズな家事動線を実現しています。

アイアンバー物干しを設置する際、「ある問題」が…

天井づけのアイアンバー物干しを設置するにあたり、「床からどの程度の高さにするか」という悩みが浮上しました。

というのもわが家は夫婦の身長差が大きく、夫は178cm、筆者は154cmと約24cmの差があります。高すぎると筆者が使いにくくなり、反対に低すぎると夫が頭をぶつけてしまう可能性も。

日常的に使う設備だからこそ、どちらにとっても使いやすい高さにする必要がありました。

●アイアンバー物干しは「2種類」採用することに

ランドリールームには、物干し竿を2本設置することを前提に計画していました。悩んだ結果、高さ調整が可能なタイプと、固定タイプの2種類のアイアンバー物干しを採用することに。

高さ調整が可能なタイプは、夫の身長に合わせて床から約198cmとやや高めに設定し、固定タイプは床から約190cmの低めの位置に設置することにしました。

配置については、出入りのしやすさを考慮し、ランドリールームの入り口側に高さ調整ができるタイプ、奥側には低めのアイアンバー物干しを配置することで落ち着きました。

使ってわかった物干し竿の「ベストな高さ」

2つの高さのアイアンバー物干しを実際に使ってみた使用感は以下のとおりです。

●メリット1:洗濯物の丈で物干し竿を使いわけできる

設置位置と高さを工夫したことで、無理のない姿勢で洗濯物を干せるようになりました。

さらに、高さの異なるアイアンバー物干しを採用したことで、高いバーには丈の長い衣類、低めのバーには丈の短いものをかけるなど、使い勝手のよさを実感しています。

●メリット2:シンクとの併用で使い勝手がさらにアップ

低めのアイアンバー物干しはスロップシンクの上あたりに配置しました。

それにより、靴や汚れ物を洗ったあとのゴム手袋やタワシをピンチでつるしておくのも便利に。水滴が直接シンクへ落ちるため、床を濡らす心配がありません。

●調整タイプの物干し竿の「デメリット」

一点気になるのは、調整タイプのアイアンバー物干しが、洗濯物をかける際に揺れて干しにくいことです。

とはいえ、ランドリールームを導入したことで、洗濯動線がスムーズになり、日々の家事がラクになったと実感しています。

当初は脱衣所と兼用することで、「湿気がこもって乾きにくい」「防犯やプライバシー面から、夜間に窓をあけて換気しにくい」といった懸念もありました。

しかし、わが家では除湿機を取り入れたり、天井や壁に吸湿性のある素材を採用したりすることで、問題を解決。

さらに、高さの違うバーを2本設置することで、夫婦の身長差も解消し、快適なランドリールームとなりました。

これから家づくりを検討される人の参考になればうれしいです。