激辛・痺れ・ガチ中華! コンビニ「麻辣湯」最強決定戦…元食材卸が唸った「本場の衝撃度」
元“プロ”がガチ判定! 「最強の7品」
専門店には長蛇の列、列、列……。 ’24年から’25年にかけて爆発的ブームを巻き起こした「麻辣湯(マーラータン)」。その中毒性は凄まじく、’26年となった今でも、刺激を求めるファンたちの熱気は冷める気配がない。
そんなブームに呼応するようにして、コンビニ、スーパーでも手軽に麻辣湯や麻辣味が味わえる商品を多く見かけるようになった。
麻辣湯のポイントは「唐辛子の辛さ(辣)」と「花椒の痺れ(麻)」の刺激と、幾重にもなったスパイスの複雑な味わいだ。
そこで、コンビニやスーパーで購入でき、手軽に麻辣を味わえる商品を食べ比べ。中華食材卸問屋での勤務経験もある記者が、辛さと痺れを中心に、商品の特徴をレポートする。麻辣湯未体験の人、店に行く前に味を確かめてみたい人は参考にどうぞ。
脳天直撃! 「ガチ中華」の洗礼
◇中華房 麻辣燙 オープン価格【医食同源ドットコム】
辛さ 小☆☆★大
痺れ 小☆☆★大
各コンビニやスーパーで見かける機会が多いカップ麺タイプ。スープは濃いめの味付けで痺れが強く、さまざまなスパイスが感じられ、その後に辛さが押し寄せてくる印象。そのスープに、さつまいも澱粉で作った太めで弾力が強い春雨がマッチ。スープを最後まで楽しめる作りにしていたり、極太の春雨を使っていたりと、本場っぽさが手軽に味わえる。
具材で化ける! 袋麺はアレンジ自在
◇中華房 麻辣燙(袋麺)オープン価格【医食同源ドットコム】
辛さ 小☆★☆大
痺れ 小☆☆★大
スープは濃いめでしっかり味であと引き、カップ麺と同じ印象に。春雨は鍋で茹でている分、仕上がりがよりモチモチしていて、春雨にスパイスがしっかり絡んで、より複雑な味わいが楽しめる。野菜や肉などを追加でトッピングするのもよさそう。
「ぬっちゃ」食感が招く汁なしの罠
◇中華房 麺ピー(麻辣味)289円 (税抜 268円) 【医食同源ドットコム】
辛さ 小☆☆★大
痺れ 小☆☆★大
汁なしで、カップ焼きそばのように作るタイプ。小麦麺はムチムチした食感で、ソースがよく絡み、一口すすると辛さと痺れが同時に押し寄せる。辛さ、痺れの中に酸味も効いているところに中国らしさを感じる。
ファミマが到達した「日本人の最適解」
◇春雨ヌードル 麻辣湯味 188円(税込203円)【ファミリーマート】
辛さ 小☆★☆大
痺れ 小☆☆★大
すっきりした味わいで辛さが際立つ。痺れは後からやってきて、食後もその余韻が残る。スープはあっさりした味付けで、春雨は標準的な太さで歯切れがいいタイプ。日本人好みの味付けになっているが、辛さ、痺れなどのポイントはしっかり押さえている印象。
スパイスの魔術師! カルディの本格味
◇麻辣湯春雨 5p 442円【カルディ】
辛さ 小☆★☆大
痺れ 小★☆☆大
マグカップなどに入れて作る一口サイズの麻辣湯。スパイス感が強く、特に八角の香りが特徴的。辛さと痺れのインパクトこそ弱めだが、味わい的に完成度が高い。ちょっと一品加えたい時、小腹満たしにおすすめ。
無限のアレンジ! スープのみの贅沢
◇麻辣湯 289円【カルディ】
辛さ 小☆★☆大
痺れ 小☆☆★大
あっさりめで痺れが強めのスープ。スパイス感と香りが強く、ほんのりした甘さも。肉や野菜など、ほかの具材と一緒に煮込むと旨みがアップして、完成度が高まりそう。春雨だけでなく、中華麺と合わせたり、カレー粉を足してスープカレー仕立てにするのもおすすめ。
辛いのが苦手なら「豆乳」を選べ
◇ゆばスープ 麻辣湯 279円【ナチュラルローソン】
辛さ 小★☆☆大
痺れ 小★☆☆大
豆乳のスープは柔らかくミルキー。豆乳と湯葉の優しい味わいに、アクセントで麻辣が入っている印象。辛いものが苦手な人でも食べられそう。あくまでも湯葉と豆乳がメインの一品。
鍋の覇者! 李錦記が魅せる安定感
◇李錦記 四川式火鍋の素 麻辣スープ 230円(税別)【李錦記】
辛さ 小☆☆★大
痺れ 小☆★☆大
李錦記の鍋の素。スパイスが主体のすっきり味のスープは、粉唐辛子が浮いていて、辛味のパンチがある。具材を引き立てつつ、具材に負けない風味があるので、肉、野菜、春雨、豆腐など好きなものをどんどん入れて楽しみたい。
一口に麻辣といっても、その辛さや痺れ、味わいは各社さまざま。やはり中国産の商品は本場の味わいでパンチが強く、日本の商品は辛さと痺れのポイントは押さえつつ、日本人好みに控え目の味わいに仕上げている印象だ。皆さんも食べ比べて、好みの麻辣を見つけてみてはいかが?
取材・文・写真:高橋ダイスケ
