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乗客をトランクルームに閉じ込めたまま走行

熊本市に本社を置く九州産交バスの発表によりますと、12月25日午後10時38分頃、福岡空港発・桜町バスターミナル(熊本市)行きの高速バス「ひのくに号」が、乗客を車体下のトランクルームに閉じ込めたまま約10分間走行したということです。

【写真を見る】「暗くて怖かった」 高速バスのトランクに乗客を閉じ込め 確認不足で10分間走行 熊本

閉じ込められたという10代の男性が、RKK熊本放送の取材に応じました。

発生時の状況と被害男性の証言

北海道へ旅行した帰りだったという男性は、熊本市北区の「武蔵ヶ丘バス停」で下車する際、奥に隠れた荷物を取り出そうとしてトランクの中に入り込んだと言います。

乗務員に荷物の取り出しをお願いしたがなかなか来てもらえず、焦っていたので、早く取らなきゃと急いで体を入れて取ろうとしたところ、気付かれずに扉を閉められ、閉じ込められました」と振り返っています。

閉ざされたトランク内は暗く、男性はすぐに異変を知らせようと試みました。

閉められた直後バンバンバンと何回かドアを叩いたので気付いてもらえると思っていました。暗くて怖い中、バスが動き出すとガタガタと振動していました

その後、男性は携帯電話のライトを点灯させて親に連絡し、自身の置かれた状況を伝えました。

バスが動き出し、その10分後…

バスは男性を閉じ込めたまま、次の停車地である熊本市東区の「保田窪北交差点」まで約10分間走行し、そして救出されました。

現場は冬の夜ということもあり厳しい寒さでしたが、男性によればバス側の対応は・・・

交差点付近だったこともあってか、1回、2回の謝罪と『大丈夫でしたか?』的な確認をされた後、バスは出発しました

男性はその後、親の迎えで無事に帰宅し、けがはありませんでした。

閉じ込めた原因は?そして再発防止策

九州産交バスは岩粼司晃社長名で「重要なお知らせ」をホームページに公開し「お客様の生命・身体を危険に晒した」として謝罪しました。

乗務員が扉を閉める際の目視確認を怠ったことが原因としていて、再発防止策として、トランクサービスマニュアルに「閉扉の際のトランクルーム内目視確認」を明記し、全社的な安全管理体制の強化と信頼回復に努めるとしています。

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