経営コンサルタントの市ノ澤翔氏が、自身のYouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」で「大手じゃないのにめちゃくちゃ稼げる!小規模でも業界でNo.1になり利益を出せるとんでもない方法をお話しします!」と題した動画を公開。小規模事業者が大企業に打ち勝つための経営戦略について解説した。

市ノ澤氏は、小規模事業者が生き残るためには、大企業と同じ領域で戦うのではなく、「ニッチな領域で勝負していくことが必要になってくる」と強調する。同氏は、「戦いを略すと書いて戦略」だと述べ、そもそも大企業と戦わないための方法を考えることが重要だと説いた。

その成功事例として、市ノ澤氏はまずAmazonを挙げる。今でこそ世界的な大企業だが、元々は「インターネット書店という、めちゃくちゃニッチ」なビジネスからスタートしたという。当時はインターネットで本を買うという文化自体がなかったが、そのニッチな市場で勝負を仕掛け、現在の成功に至ったと解説した。

次に、北海道で圧倒的なシェアを誇るコンビニ「セイコーマート」を紹介。同社は出店地域をほぼ北海道に絞ることで、運送コストを抑えつつ、地域に特化した商品開発(店内で惣菜を調理するなど)を行い、大手コンビニとの差別化に成功しているとした。

さらに、高級家電メーカーのバルミューダもニッチ戦略の成功例だという。一般的なトースターが数千円で買えるのに対し、バルミューダの製品は2~3万円と高価だが、「おしゃれな家具が欲しいという人は買う」と市ノ澤氏は指摘。機能性だけでなく、デザイン性やブランドという付加価値を提供することで、高価格帯というニッチな市場を確立したと分析した。

市ノ澤氏は、これらの事例から、小規模事業者がニッチ市場で勝つためには「その業界のNo.1を取りにいく」ことが重要だと結論付けた。「No.1以外は誰も覚えていない」と語り、特定の地域や顧客層、価格帯などで1位になることが、顧客から選ばれる理由になると力説した。

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