資産運用アドバイザーが断言「S&P500とオルカン論争より“変えられること”にエネルギーを使え」

資産運用アドバイザーのガーコ氏が、自身のYouTubeチャンネルで「お金持ちだけが知ってる、結局これが一番資産を増やす方法。」と題した動画を公開。S&P500かオルカンか、楽天証券かSBI証券かなど多くの個人投資家が悩む“究極の二択”について独自の視点で解説した。

冒頭、ガーコ氏は「毎年、少しでも条件の良い商品に乗り換えようとしても、実はお金が増えない人の典型的な行動」と指摘。さらに「S&P500やオルカンのどちらか正解を探し続けるよりも、悩みに使う力を資質の見直しや家計改善、副業など、トータルで資産を増やす努力に使った方がインパクトが大きい」と語った。

ガーコ氏は「投資で迷いすぎることは逆にマイナス」と分析、その理由として「決断が遅れ資産形成が遅れる」「比較ばかりで投資額が増やせない」「値動きに一喜一憂して精神的エネルギーが消耗する」と3つのデメリットを挙げた。「投資で大事なのは、決断して継続すること。悩みに力を使うくらいなら、その分積立額や期間を増やした方がはるかに資産は増えやすい」と強調する。

S&P500かオルカンかで悩み続ける心理については「人は利益の喜びより損失の痛みを約2倍強く感じてしまい、最適解＝後悔ゼロを求めすぎる」と行動経済学にも触れた上で、「どちらも合理的な選択肢なので、選んだら後は自分でコントロールできること＝積立額や家計改善、副業などに注力すべき」と助言。「投資のゴール設定と“売らない仕組み”づくり」「収入増のための副業や転職の検討」「税制優遇の最大活用」など、具体的な“お金を増やす5つの行動”を動画で詳しく解説した。

「結局、資産運用で本当に成果を左右するのは自分の“入金力”や行動であり、“どっちが100点か”を追いかける悩みよりも、着実に積み上げること」とガーコ氏。「投資に絶対の正解はないが、自分で納得したら次の行動に時間を使い、人生全体の満足度を高める工夫を」と視聴者に呼びかけた。

最後には「こだわりすぎより、もっと人生を豊かにすることへ意識を向けて」とまとめ動画を締めくくった。