投資家の田端信太郎氏は、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画『アクティビスト田端が決算で急落のインフォリッチ秋山CEOを直撃!』にて、決算発表後に株価が急落した株式会社INFORICHの秋山広宣CEOに対し、株主の立場から厳しい質問を投げかけた。

動画の冒頭で、田端氏はINFORICHの株価が決算発表後に約2割下落した状況に言及し、その原因と今後の成長戦略について秋山CEOに問いかけた。秋山CEOは今回の決算について「自己評価は50点」と述べ、「自分たちにも厳しく」とコメント。株価の下落については、さまざまな要因が考えられるとしながらも、投資家からの信頼回復に向けて真摯に取り組む姿勢を示した。

特に議論が白熱したのは、業績の伸び悩みの一因とされる「季節性」の要因についてだった。田端氏は「スマホのバッテリーって季節性関係なく毎日みんな使ってるし減るし」「季節性って言葉でなんかごまかしてやしませんか?」と鋭く指摘。これに対し秋山CEOは「季節性で逃げるつもりもない」と述べた上で、第1四半期(1Q)の特性や天候の影響などを説明した。しかし田端氏はこれらの説明に納得せず、「それだけじゃない要因がやっぱり発見されている」と述べ、より詳細な分析と具体的な対策を求めた。

今後の成長戦略について、秋山CEOはINFORICHのビジネスモデルを「ロケーション×テクノロジー=ロケテク」と表現。国内での設置台数10万台への拡大、海外展開(特に香港、台湾、今後は欧州も視野に)、さらに新たな収益源としての「CheerSPOT」などの取り組みを強調した。

焦点となったのは、通期の業績予想であるEPS(1株当たり純利益)242円の達成可能性である。田端氏が「(未達なら)売る」と株主としての厳しい姿勢を見せると、秋山CEOは「行きます」と力強く達成への自信を示した。この発言に対し田端氏は、その強いコミットメントを評価しつつ、今後の進捗を注視する考えを示した。

今回の対談は、株価低迷に苦しむ企業トップに対して、物言う株主がどれだけ厳しい視線を向けているかを浮き彫りにした。秋山CEOが示した成長への自信と具体的な戦略が、今後の市場評価にどのように結びつくかが注目される。

チャンネル情報

「愛と誠のアクティビスト投資家」田端信太郎です。堀江貴文さんや前澤友作さんの部下として間近で創業オーナー社長の振る舞いをみながら、LINEやZOZOで執行役員をつとめ、ライブドア、NTTデータなどで、社員としてIT企業を中から見た経験を活かしながら、個人投資家の立場から、株式投資という最高にエキサイティングな知的ゲームの楽しみと喜び、そして苦しみと恐ろしさを動画で、喜怒哀楽を込めて熱弁していきます!