参加してきた!


「今まで一回も自分からしなかったのに!」子どもが挑戦するようになった伝え方

日々の暮らしの中で困っていた子どもの行動が、親の「言葉がけ」で変わる!

3歳と2歳の兄妹を育てる新米夫婦のマコさんとユウさん。一筋縄ではいかない育児にしんどさを感じていたなか、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリスト島村華子先生のアドバイスによって、新たな視点や気づきを得られ気持ちがとてもラクに!

「言葉がけ」で変わる子どもの反応に感動し、子どもの心のなかが少し理解できてイライラが減少。子育てがラクになり、肩の力を抜くことができるヒントがいっぱいです。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。

■登場人物

新米夫婦のマコとユウ


マコとユウ:子育て中の新米夫婦。マコはイラストレーター・漫画家、ユウはコロナ在宅勤務が増えた会社員。

きょうりゅうが大好きなアララ


アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。

マイペースで食いしん坊なユララ


ユララ:マイペースで食いしん坊な2歳児。気の強さを感じて、ママのマコは心配。

幼児教育の教員育成に携わる華子先生


華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。

■片づけをしない子どもに、どう言えばいい?

もう嫌だ


きれいの基準


全然違います


目的を捉え直しましょう


ゲーム性を持たせるんです


赤のブロックだけ片づけるぞ〜


何回も見せましょう


お父さん赤のブロック集めよっと


これ


きいろいっぱいみつけたよ


へやきれいになった〜!


正直きれいではない…でも…


■華子先生のアドバイス:大人の期待値を見直してみよう

親として、子どもに期待をまったくしないというのは、無理なことです。しかし、信じることと、子どもの年齢、能力、興味を無視した非現実的な期待をすることとは、違います。モンテッソーリ教育では、子どもを生まれつき能力のある力強い学習者として捉えており、子どもを信じているからこそ、自主性や興味を大切にしています。一方で、過度な期待は、大人の落胆につながり、子どもにとっては一方的に「不合格のレッテル」が貼られるため、成功体験につながりません。また、「こうあるべき」という期待は、子どもにとってはプレッシャーとなり、成長の妨げになります。大人同士でも、価値観に個人差があります。子どもに自分基準の完璧を求めず、自分の許容範囲をいかに子どもと一致させられるかを考えていきましょう。

監修=島村華子、著=てらいまき/『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』