アンチ許すまじ?(C)日刊ゲンダイ

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 28日朝、19の一般傍聴席を求めて691人が東京地裁に並んだのが、ダウンタウン松本人志(60)の性的トラブルを報じた「週刊文春」発行元の文藝春秋と週刊文春編集長を被告とする第1回口頭弁論。直前の25日、代理人弁護士の法律事務所は、松本のコメントを公表。松本は同じコメントを自身のX(旧ツイッター)にも投稿している。

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《人を笑わせることを志してきました。

たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。

世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。》

 1月9日以来の投稿となったが、文春との全面対決のスタンスは《事実無根なので闘いまーす。》とXに投稿した時と一切変わっていないことがわかる。

 27日には、自身のYouTubeチャンネルで文春や松本の騒動について語ったお笑いコンビ「とろサーモン」久保田かずのぶ(44)の投稿をリポストしているが、今SNSで話題になっているのが、松本がXでフォローしている顔ぶれの変化についてだ。

指原にあがる「恩知らず」の声

「松本は自身についての記事だけでなく、Xの投稿も逐一チェックしているようです。松本は76人をフォローしていますが、久保田などの後輩芸人をはじめ、ミュージシャンのASKAやセクシー女優の霜月るな、村西とおる氏、高須克弥氏などの松本を応援している著名人たちをフォローする一方で、指原莉乃をフォローから外していることが話題になっています」(芸能ライター) 

 指原は、松本とフジテレビ系「ワイドナショー」でたびたび共演するほか、19年に行われた自身の卒業コンサートに故・内田裕也さんに扮して盛り上げた松本とは関係が深いことで知られている。だが、松本の性的トラブル騒動について“セカンドレイプ発言”をして以来、関係性の悪化が懸念されていた。
 
 松本の性的トラブル報道があった直後の昨年12月29日に放送された「ワイドナショー 年末3時間生放送SP」(フジテレビ系)で、指原は次のようにコメントしている。

「じゃあ女性がついていったのが悪いんじゃないかっていう話をネットが今してるじゃないですか。それがそもそも一種のセカンドレイプなんじゃないかって私は思うので。そういうのが早くなくなればいいなというか、裁判するかもしれないってことなのでその辺は、やったやってないはそこでお話しするべき」

 相手が松本であっても遠慮なく自分の意見を述べるところが、率直な物言いをすることで知られる指原らしいが、この発言が反感を買ったのは、松本ファンからだけではなかったようだ。
 
「指原の発言を『恩知らず』と批判する松本ファンが少なくありませんが、フォローから外しているということで、松本自身も指原のコメントをよく思っていないのではと言われています。その一方で、大阪での飲み会に参加し、松本擁護の発言をしている霜月るなや、松本を応援するコメントしている著名人たちをフォローしているところを見ると、自身に関する報道や人の発言にナーバスになっていることがわかります」(前出・芸能ライター)

 アンチ許すまじといったところか。