中央社董事長を務めた劉克襄(左)、行政院(内閣)の李孟諺秘書長(中央)、新董事長に就任した李永得前文化部長(文化相、右)

写真拡大

(台北中央社)国家通信社、中央通訊社(中央社)は3日、董事長(会長)の引き継ぎ式と董監事会議を台北市の本社で行った。新董事長には李永得(りえいとく)前文化部長(文化相)、新社長には曽嬿卿(そえんきょう)前中央社副社長がそれぞれ就任した。来年設立100周年を迎える中央社で女性が社長に起用されるのは初めて。

任期は1日から2026年6月30日までの3年間。行政院(内閣)の李孟諺(りもうえん)秘書長が陳建仁(ちんけんじん)行政院長(首相)に代わり、新董事(役員)15人と新監事3人の名簿を公表した。

李孟諺氏はあいさつで、対岸(中国)の認知戦が深刻化し、台湾が危険にさらされる中、中央社が台湾の助力となることに期待を寄せた。

李永得氏は新聞社で記者を務めていた経歴を持つ。あいさつで、20年前に思いもよらず報道業界から政治の世界に入り、現在また報道業界に戻ってきたと話し、中央社董事長として「未来のために皆さんと努力していく」と意気込みを示した。

董事会と監事会の名簿は中央社設置条例に基づき、メディア研究の専門家や学者、メディア業界出身者、社会の公正な人物から行政院長によって選ばれる。

(葉冠吟/編集:名切千絵)