蔡英文総統

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(台北中央社)兵役の延長を巡り、蔡英文(さいえいぶん)総統は来週、国家安全ハイレベル会議を招集する。総統府が21日明らかにした。

台湾では2018年、男性の兵役義務が1年から4カ月の軍事訓練に短縮された。だが、中国からの軍事的な圧力が強まる中、1年に戻すことが議論されており、民間による最新の世論調査では73%が延長に賛成と回答した。

張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は21日、国家の安全と利益を守り、台湾海峡と地域の平和と安定を維持することは政府の重要な責任だとした上で、兵役制度の改革案は調整の最終段階に入ったと説明。措置の内容や時期が決まり次第、改めて発表すると述べた。

蔡総統はこの日のフェイスブックで、先月下旬の統一地方選での与党民進党の大敗について「政権を担うメンバーは緊張感を持たざるを得なくなった」と言及。来週開く会議を通じ、台湾の今後の経済や安全保障について話し合っていくとの姿勢を示した。

(温貴香/編集:楊千慧)