台湾鉄道の不通区間 復旧めど立たず 「被災した橋のずれ大きい」=台鉄提供

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(台北中央社)東部・台東県で18日に発生したマグニチュード(M)6.8の地震により、東部を走る台湾鉄路管理局(台鉄)台東線の全線(花蓮−台東)では複数箇所でレールや橋などが損傷し、不通となっている。台鉄は20日、橋のずれが深刻で、復旧には当初の想定よりも時間がかかるとの見通しを示した。

王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は19日、被災地を視察し、メディアに対して修復には1カ月以上必要との見方を指摘。だが台鉄は、その後の調査で花蓮県内の秀姑巒渓に架かる橋のずれが深刻なことが分かり、いつ復旧できるか分からないとの認識を示した。

鉄道専門のコンサルティング会社の目視による測定の結果、ずれは最大で約100センチあり、今後機器を使った詳しい被災状況の調査が必要だという。27日にも今後の計画が提出される予定。

台鉄は今回の地震で被災した箇所のうち、レールがゆがんだ6カ所の修復は完了し、折れた約40本の架線柱の修復を進めている。

不通区間では復旧までの間、バスによる代行輸送が継続される方針だ。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)